つい忘れがちなんすけどね。
根無し草、諸行無常。
根が真面目なので、
よくギチギチと拘束される。
今の仕事がなくなったら、
家賃が払えなくなったら、
病気になったら、事故に遭ったら。
特に生活に関わる仕事の不安は大きい。
僕は、個人でWeb制作やデザイン、ライター、ディレクターの仕事をしている。
全部PCで完結する仕事だ。肉体労働と違ってAIに代替されやすい。
で、思うわけです。
仕事なくなるんじゃね・・・・・・
てか依頼されなくなったら無職じゃね・・・・・・
どうやって飯食うのさ・・・・・・
一寸先は闇というか、この変化が激しい時代。
同じ気持ちの人は案外多いかもしれない。
僕は正直怖い。
だから定期的に考えるのだ。
対策を。
よく考えれば対策なんていくらでもある。
でも時にそれを見失う。だから必要以上に怯えてしまうのだ。
例えば、日雇い労働なら日給8000円もらえる。
週4回やれば8000×4×4で128,000円になる。移動費や遠方による宿泊費を除いてもそこそこ残る。
漁船や長期の住み込みバイトをすれば寝床や食事込みで半年暮らせ、残り半年はボケッとできる。
そして、これは主観だけど、強度の肉体労働(鉄骨を運んだり嵐の中網を引いたり)するのはまだロボットには難しい印象である。
強引にまとめるなら、どんなに社会が変容しようとも、食いに困ることはないのだ。生活保護もあるし、実家が頼れればそこに泣きつくのもいい。
生きていれば勝ちなのだ。
特に僕は結婚願望も物欲もないのでまさに根無し草。
現代に生きるのに向いている。
時折訪れる不安。
僕は今後2年は東海地方のどこかの県に住む。
でもその先はノープランだ。
もしかしたら漁船に乗っているかもしれないし、実家の手伝いをしているかもしれないし、あるいはまだ存在しない仕事をしているかもしれない。
それでいい。安定も永遠もない。
壮大なまとめになるが、そうなのだ。
流れに従う。
万物は流転する。根を張っては息苦しい。
放縦に生きよう。