忍ミュ10弾(初演)を振り返る(がっつりネタバレあり)
大阪公演が中止となってしまい、個人的忍ミュ10弾が終わってしまいましたので、東京2公演とニコ生を観た記憶で、この10弾を振り返りたいと思います。
その前にまずは、急病となられたキャストさんのご快復をお祈りしております。また笑顔で忍ミュの舞台へと戻って来られる事を願っております。その時はぜひ「ただいまー!」とあの笑顔で言ってほしいものです。1人のファンとしてお待ちしております。
そう、救急箱だけじゃなく、キャスト・スタッフ・ファンみーんなが待っていますからね。
土寿烏と万寿烏の強さを印象付ける冒頭
今回の忍術学園の敵はいつもの「ドクタケ忍者隊」ではなく暗殺者の土寿烏と万寿烏です。この2人がいかに強いのかをまずは冒頭で見せつけてきます。
風魔忍者を倒すあの殺陣でシビれます・・・。強いなぁ。それより、ドクタケ勢のJAEチームは今回特に忙しいですね・・・個人的には高橋光さんがやっぱかっこいいなぁと改めて感じた風魔でした。
六年生おかえり!
さあ、そしてオープニングがスタートです。おかえり六年生!い・ろ・はと順番に2人ずつ歌うところからスタートするオープニング曲がとても印象深いです。今回の主役は6弾以来の「六は」なのでセンターに位置する留三郎と伊作がまたより輝いて見えますね。
「今ここに新しい風が吹く」
今回の1番のメッセージかなと受け止めた歌詞です。新しい風吹いてるよ!
そしてダンス…これがまためちゃくちゃいい!この10弾からスタッフも一新との事で曲だけではなく振付師も変わったかと思いますが、「かっこよさ」と「らしさ」がでるいい振付だなぁと感じました。
そして登場する四年・五年生たち。委員会の先輩・後輩組の四年・六年の集まりはめちゃくちゃ可愛いです。登場早々に抱っこで下の段に移動する体育委員会から毎回目が離せませんでした。
君たち毎回スキンシップが激しいね!
あとこの曲で「肩並べ~」っていう歌詞で、2人1組でお互いが寄って肩を近づけるあの振り・・・どっかで見たなぁと既視感を感じていたんですが、あれだ。「ミュージカル ライオンキング」の「ハクナ・マタタ」で【悩み蹴飛ばす~生き方~】っていう部分だ。(わかる人にだけわかれ!)ヤングシンバ役をやった事がある、浜守一郎役の高畑岬さんなら多分同じような気持ちになったはず!笑
序盤に訪れる武器紹介(六年生のみ)
10弾で演出家も変わったので、いろいろと今までの「定番」が変わっています。その一つが今まで終盤の敵との闘いの時にあった「武器紹介」が序盤にあります。六年生の個人の紹介と武器紹介を最初にやってしまう事で、後半のダルさはなくなったかなといった印象です。私は個人的には最初のほうにしてくれた方が好きです。
個人的にこの曲で好きな所を挙げていきます。
・立花仙蔵の焙烙火矢の紹介部分で、立花仙蔵の後ろにいるのが七松小平太と潮江文次郎なのが激アツ。この3人、忍ミュ4弾の「不死身組」!!
・潮江文次郎の袋槍紹介の時に、文次郎がすごい勢いで袋槍をバンッっと床にたたきつける振付があるんですが、まあ前方左側の席の人はその音で「ビクゥ!」ってしてましたね。えぇわたしもしました。ビクゥッッ!
・中在家長次はとにかく曲調が最高に長次…!
・七松小平太はとにかく激しい…!前の長次との差が最高だなと思うのと同時に、この時にはじけ飛ばされて伊作は一旦フェードアウトしますね!さりげないなー!
・9年目のプリンスが超エロい。ニコ生の昼公演の映像をみて初めて気が付いたのですが、歌い終わった後ウインクしてるんですね、彼。超プリンスですね。秋沢さんが演じる留三郎ってめちゃくちゃ色気あるんですよね…よい子が勘違いしちゃうよ・・・?
・そしてその後に出てくる伊作での落差よ!まあ伊作ですからね!なのに反橋さんめちゃくちゃ歌が上手いですから、歌詞が誰よりも耳に入って頭に残るんですよね。そして何よりここの見どころは「さあ!一緒に行くよ!」のイケボ伊作ですね。反橋さんの伊作はたまにこのイケボ伊作出てくるんですが、なんかめちゃくちゃ好きです。大好きです。ありがとうございます。
よかった。今回の天使ソングは序盤だ!
私めちゃくちゃ一年生大好きなんですよ。なので前回の9弾の出番の無さがちょっと悲しかったんです。本編始まってから40分も経ってからの登場でしたから…
今回はちゃんと序盤に一年生の天使ソング来た!うれしい!しかもタケノコ・ロックってもう!!!可愛い!ということで、ここではAチームとBチームの個人的感想を書きたいと思います。
Aチーム
千秋楽での「先輩ィイィ!!」の絶叫が何より涙を誘った乱太郎。Aの乱太郎はメガネが大きくずれてくるのか、よくメガネを触っています。セリフ一つ一つが丁寧な印象。
Aのきり丸の好きな所はタケノコ・ロック内で「竹笹ばっかりってパンダかよっ!」のツッコミのよさですね。ただセリフを言うのではなく、マジでツッこんでる言い方なんですよ。細かいところですが大好きです。あと賞金の話が出た時の「アヒャアヒャアヒャ!」が最高に好きです。
Aのしんべヱはとにかく幼さがあるんですが、セリフをはっきり丁寧に言っていて可愛い。千秋楽で最後の「鼻水ぅ~」の部分なんてカウントとってますからね、体で。愛おしさ満点です。ごちそうさまでした。
大阪公演がなくなってしまい、Aチームは東京千秋楽がラストとなった初演でしたが、きっとBチームがAチームの気持ちも背負ってやってくれるでしょう。お疲れさまでした!
Bチーム
Bチームの乱太郎の好きな所は、選手入場で伊作先輩が「無茶しないでね!」という所で人差し指を立てて「ねっ!」ってやってるところがめちゃくちゃ保健委員。この先輩ありて、この後輩ね。って感じ。
Bきり丸は笑顔が可愛い。学園歌のシーンではにこにこしながら歌っていた記憶があります。あと何より細かい表情の演技がすごい。特にニコ生昼公演の時の学園長の「きり丸が一人抱えておるじゃろ」の時の一瞬困ったような顔がもう秀逸に好きです。この子は演技が好きでたまらないんだろうなあと感じました。
Bのしんべヱの好きな所は「竹笹」がめちゃくちゃはっきり言えるところですね。「竹笹」って流れで言ってしまうと何をいったのかよくわからなくなってしまうんですが、Bしんべヱはこの単語をはっきりと言えるので違うところに意識がいかないのでよかったです。活舌いいね。「竹笹サラダに竹笹」ってなかなかはっきり言えるもんじゃない…!
とにかく、今回の一年生の出番は6弾並みに多かったイメージでした。一年生好きにとっては最高のご褒美でした。ありがとうございます。そしてA・B共にみんな歌も演技も上手い!最後まで安定した一年生達だったので、再演も期待しまくっております。頑張ってね!
ドクタケ登場!さすがJAE!
Gロッソでは上からロープで降りてくるという事ができちゃう会場ですから、JAEの力発揮しまくりで登場してきます。特に今回は八方斎以外ロープで降りてきますから見ものです。あの陸ですら・・・!笑
その陸のアドリブありきのロープ降りですが、私が東京で観た時はヘルメットをかぶってなかったのですが、ニコ生ではかぶっていて何があったのかな?と思っていました。どうやら途中で頭をぶつけた時があったようで、その次の回からかぶっているようですね。「安全第一!」ですからとてもいい判断だと思います。大きな怪我がなかったようで安心しました。これからも安全第一でよろしくお願いいたします。
それより、ここのアドリブ日に日に長くなっていってたんだろうか…ニコ生の時はめっちゃ長かったですね。面白かったです。
そしてその後のドクタケソングがめちゃくちゃドクタケ感あって好きなんです。「我ら!ドクタケ!赤い旋風~♪」ですってよ。かっこいいなぁ。
最後のジャジャジャジャン!がみんな個性的で目が足りません。
頭からはなれない「ウウウウ~♪」
土寿烏と万寿烏のテーマ曲である「暗殺者のブルース」ただでさえ頭から離れないフレーズなのですが、この2人が出てくるたびに流れるので、1回の公演を見るだけでもう忘れもできない事になってしまうという恐怖の曲です。笑)万寿烏はセリフ途中でも絶対歌う事を忘れない。
個性あふれる選手入場
体育委員会(どんぐり)
しょっぱなにきました。イケドン委員会。滝夜叉丸のポーズはいくつかあるんですね。毎回変えてきたりする辺りがさすが樋口さんって感じですね。最後の最後千秋楽でじゃんけんに勝ってしまうあたりもわかってるなー!って思いました。そして何より体育委員会が仲良すぎてもう・・・
会計委員会(どんぐり)
ギンギン委員会。とにかくギンギンしてる委員会ですが、田村三木ヱ門役の三井淳平さんが舞台が初めてとは思えないほどの田村っぷりで、時々可愛く見えてしまいます。そして渡辺和貴さん演じる潮江文次郎の眼力パネェ!渡辺さんからバトンをうけた海老澤さんも眼力パネェ文次郎でしたが、やはり戻ってきた渡辺さん眼力パネェ!
作法委員会(ぽぽたん)
生首フィギュア委員会。綾部の「はいはーい」が大好きです。早くあなたの穴に落ちにいきたいって思うレベルです。沼には落ちました。そして、仙蔵。はい、完璧ですっ!キラーン からのー ポポタァン
図書委員会(ぽぽたん)
もはや親子委員会。アルバイト断れなかったと赤子をおんぶしてやってくるきり丸と、言葉はいらねぇ「モソッ」な長次の図書委員会はきっと言葉以外のもので繋がっている素敵な委員会なんだろうな。
用具委員会(ぴよこちゃん)
もはやファミリー。なにこの平和そうなファミリーは。浜くんが加入してなんかもうほんとファミリー感溢れてしまった委員会です。パン食い競争の練習しすぎてもうお腹パンパンなしんべヱはこのあとの1種目終わったら「お昼休憩まだですか」とか言っちゃうので、きっと1種目目ってめっちゃ運動するんだろうな!!
保健委員会(ぴよこちゃん)
不運委員会もとい癒やし委員会。え、なにこの天使2人。。。って鼻血がでそうになる2人の登場。私の中ではこの2人が10弾の主役って感じです。保健委員会のおかげで「最後はめでたしばばんざい!」だったんですよ。
生物委員会(五年生)
おほー委員会。今回の竹谷めちゃくちゃキャラ崩壊してましたけど、なんかもうそれはそれで竹谷八左ヱ門だったんで結果オーライです。
火薬委員会(五年生)
豆腐委員会。豆腐食い競争とかあったらぶっちぎりで優勝しそうな久々知くん。
学級委員長委員会(五年生)
お菓子委員会。今回は三郎という相棒がいない分めちゃくちゃ弾けまわって登場してましたね。屋台でてましたか?うどん焼きとか見つけたらそこから離れなさそうな勢いだったもんなぁ・・・
土井先生(五年生)
五年生チームに人数合わせで入れられる土井先生の可愛さったらないよね。火薬委員会の顧問として五年生を最後まで見守り続けたほんといい先生。しかも赤ちゃん抱きながら。
特別招待チーム招かれた招かれざるドクタケ(ドクタケ)
ヨロピクおねがいします!はいもうかわいい。(ドクタケ推し)
尼子騒兵衛先生作詞の学園歌
忍ミュからの原作・アニメへの逆輸入もあるんじゃないかと期待しているのが、この忍術学園 学園歌。原作者尼子騒兵衛先生の作詞です。ここも今までと違っていて、今までは再演で尼子先生の作詞した追加曲っていうのがあったのですが、今回は初演からもってこられました。
あと、パンフレットには今回歌われなかった部分の歌詞も載っているので、この部分の披露は再演でしてくれるのかどうかワクワク楽しみにしております。
ということで、いよいよ運動会が始まるわけですが、ここまでで実はやく5000文字打ってます。うん長い。ということで今回はここまでとします。続きはまた気が向けば!できるだけ早く!書きます!この熱い思いがあるうちに!!!!!!
(追記)
この感想を打っている間に、急病で愛知公演を休演することになったキャストさんが、Twitterにて病状を報告してくださいました。安静にしていれば復帰できると書いてあり、とても安心いたしました。再演で待っています。どうか無理なさらず今はゆっくりと休んでください。