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年収を下げて転職することのメリット | 初転職で100万円下がった僕の経験

会社員を卒業し、プロコーチ×複業フリーランスに挑戦しているTakeです。

初めての方はこちらもどうぞ。
面白い写真が載っているので、一見の価値ありです。

僕の社会人生活は会社員時代が99%を占めているので、そこで得た知識や経験/悩みの中で役立ちそうな内容を同じく会社員としてキャリアを歩んでいる方に届けたいと思っています。


今回のテーマは「転職と年収」です。

最近ネットを見ていると

「年収●●円UPしました」「40代で月収●万円を実現します」など

とにかく年収が上がることを売りにした転職広告が多くないですか?

社会は賃上げトレンドなので分かる部分もありつつ、

「転職=年収UPが当たり前なんだ~!」
「転職するなら年収が上がらないとダメなんじゃないか?」

そんな間違った先入観に囚われ、望むような転職活動ができない人を増やすことに繋がっているのでは、、、こっそり心配しています。

別に年収が下がることは悪でもなければ、デメリットばかりでもない。
逆に得られるメリットだってあります!

実際に僕も初めて転職した時は、100万円以上も年収が下がりましたが、今振り返ってもいい決断と選択だったので、実体験も交えこの辺りについて書いてみます。


「年収が上がる」とはどういうことか?

端的に言えば、自分に対する期待値が今よりもググっと上がるってことです。

期待値が上がるとはどういうことか?

仕事の責任/成果目標/ハードル/プレッシャーがグググっと上がります👆
(※変わらないパターンもゼロではないですよ)

高い期待値にうまく自分を適応させ、成果がでれば大成功。
でも、もし期待に沿った成果が出せなかった時は負のループに嵌ってしまう可能性があり、僕は何よりもこれが怖い。

負のループの流れは非常に簡単で、

求められるレベルや水準と自身のギャップが大きい。
差を縮めることに苦戦して成果がでない。

評価や待遇が低下する。

モチベーションが下がり、更に成果がでなくなる。

評価や待遇が低下する。
成果が出てないので成長実感も乏しい。

「転職しなきゃよかったかも…」

期待値がそこまで高くない状態から、大きな成果を出せば人はすごいと感心します。
一方で高い期待値を裏切られると大きな失望を感じてしまうという…

スポーツで絶対に勝つと言われていた選手やチームが予選で敗退すると大ブーイングが起き、無名の人が勝利を生み出すといきなり注目が集まるのと同じですね。

あえて高い期待を背負ったり、大きな目標を掲げて自らを追い込むやり方もありますが、全員がそうするべきとは思いません。

勝てる可能性が高い条件であればいいですが、特に未経験の業界や職種に挑戦パターンなどは、安易に年収UPの道を選ぶことは避けるべきです。

本題とは全く関係ないですが、昨日のランチです。
ゆっくりご飯が食べられるって幸せなことです

年収を下げて転職するメリット

本質的には年収が上がる/下がるだけで転職の善し悪しの判断はできません。比較検討の材料の一つでしかなく、総合的に判断すべきなので。

その前提のもと、僕の経験も踏まえメリットを挙げてみます。

◆リスクが抑えられる📉

さっき書いたことの反対ですね。高い期待というある種の一発勝負とは違い、立ち上がりに時間がかかることや失敗することに対して許容の余地があることが多いです。

いきなり重すぎる荷物を背負うのではなく、適度な重さからスタートし、徐々に筋力をつけていく戦いができます。

僕はプレッシャーに強いタイプの人間でもなければ、めっちゃデキる人でもないので、リスクを抑えてコツコツとレベルアップしていく方がマッチしていました。

◆ハングリー精神をもって仕事に向き合える🔥

高い給与をもらえる事が一時的であれ約束されるとつい安心してしまったり、自分は「評価されているんだ!」と慢心してしまう人もいます。

逆に年収が下がっていれば、頑張らない限り下がったままになってしまうので、必然的に仕事に向き合う気持ちも強いものになります。

実際に僕も転職によって年収が下がったからこそ「早くもとに戻したい。」「戻すだけでなく、前職を越える水準まで到達させたい。」という気持ちがあって頑張ることができました。

◆選択肢が広がり未経験の業界/職種に挑戦できる💻

最大のメリットはこれです(最初に書けよって話ですが)
年収を下げれば、単純に可能性が広がります。

僕はNHKからIT/クラウドのベンチャーに転職し、仕事も一般的な営業からインサイドセールスという、当時としてはまだまだ新しい仕事にポジションを変える選択をしました。
年収を下げてでもその業界や仕事で経験値を積むことが、将来を見据えた時に絶対にプラスになると思っていたんですね。

目先のお金を捨てて経験をとる。もちろん両方takeできればベストですが、特に20代~30代前後の方で、大きくキャリアや成長の方向性を変えたい場合は有効な手段です。

本題とは全く関係ありませんが、昨日の我が家です。
川の字をかなり崩して書いてみました

最終的にはその人の目的による

僕の場合は年収が100万円下がったところからスタートし、退職する頃には入社時の1.8倍まで上昇しました。

加えて、市場的に現在も盛り上がりがあるIT/SaaS業界において、インサイドセールスという新しい職種/マネジメント/人事やHRBPといったフロント以外の仕事についても経験を積むことができ、ビジネスパーソンとしても大きく成長したと思っています。

ただ、これは個人の努力だけでなく運やタイミングなど色んな要素があるので、闇雲に年収を下げて転職すればいいわけではありません。

しかし一方で、転職において年収が上がればよいわけではないことは確かです。

転職もあくまで手段なので、最終的にはその方が何を目指すか/重視するか/目的とするかに依ると思います。繰り返しですが、目先の利益だけに左右されず、本質的なゴールや少し先の未来を見据えた選択をしていきましょう。



悩んでいる方はコーチングを通じてお手伝いをします。

・一人で悩んで行き詰まっている。
・そもそも転職すべきかどうかを考えたい。
・エージェントに相談する前に現状を整理したい。

◆そんな方は要チェケラ

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