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曇り、風邪を引く、平凡な一日。20230408sat293
790文字・15min
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昨晩、今日書く記事はあらかた書いた。
備忘録だ。
軽トラックで前橋市立図書館へ向かう。久しぶりに前橋市内を見る。
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気づいたこと。
⑴小川洋子の言葉。
体勢さえ整えばその日の執筆は終わったようなものだ。
この言葉はからだに染みてきた。書出しのころは1日16時間でも書けた。だが書くべき方向はわからず、いま何を書いているかもわからず、時間を膨大な量に費やしていた。いまは書くべき方向と自分が書ける範囲がつかめてきた。身の丈というやつだ。小説の「書き方」「言葉とどう向き合うべきか」「文章との距離」も少し解ってきた。最も筆が走る時間をとらえてネクストバッターズサークル(あるいはブルペン)で整えて、バッターボックス(マウンド)に立つ。
⑵村上龍さんの言葉(なぜ、さんをつけるのだろう?)。
人間は集中すると、からだは賦活する。
昨日は、朝、起きると頭痛と悪寒がした。風邪の引き始めだ。だがどうしても書きたかった。前日に一章と二章の間を埋めるアイデアが浮かんだのだ。三日間ふさがっていた栓が抜けたのだ。図書館についてキーボードを打ち始める。さらに思いもよらぬ収穫をえる。それは筆者、蒼井が自然を愛している事実を知ったこと。蒼井はよく空や山や草木や花の写メを撮ってnoteに載せる。深層心理でも自然が大好きだったのだ。それが物語の主人公に憑依した。主人公の男のセリフに馴染んで現れた。風邪は治っていた。
⑶デニス・ロッドマンの父代わりになった男の話
No one will get in my way.
前回の記事に書いた。これがあって付随的に上記の⑵につながる。
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塀に囲まれた家の話。
昨日、母が「あそこって極道さんの親分さんの家じゃない?」
と言って、気になって帰りに寄った。
老夫婦が塀に伝って散歩をしていた。訪ねてみる。
「いま東京にいるらしいです。庭師は入れているみたい」
なるほど。
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