言葉の設定から起きる脳のバグについて
ノートを見られたらどうしよう!
おはようございます!
対話カウンセラーのはしむらあおいです。
今日は脳のバグについて書いていこうと思います。
その例として
「ノートを見られたらどうしよう!」という不安はよく聞きます。
・「夫に見られたら!」と思うとリビングで書けない
・落としたら、と思うと持ち運べない
・私にもしものことがあった時のこのノートの処分方法が分からない(見られたくない)
私はリビングに置いてあるデスクで書いているのですが、開きっぱなしにしていたりすることがよくあるのですが、もし見られた時は「諦めます」
もう、その時にならないと分からないのですが、結論「その時の自分に任せる」しかないと思っています。
ノートを見られたら困る理由
なぜ、ノートを見られたら困るのか。
それは…
悪口や愚痴を書いてることがあるからです。
これを例えば当人(夫や友人)に見られたら「ヒョエー」ですよね!!
そういう恐れから、ノートを書きたいけれど書けないという方が割といるんです。
鍵のあるノートを買おうとしていた人もいるぐらい。
では、そこから、さらに掘りまして。
悪口や愚痴を書いて、本人に見られたらどうなるの?
ということです。
その時に想像できる相手の心情や行動としましたら
「そんなことを思っていたんだ」とがっかりされる
怒り狂われる
黙る
「俺もこんなことを思っている」と報告される
「そういうこともある」とスルーしてくれる
「かわいいやつめ」と魔法にかけてくれる
という感じでしょうか。
しかし、これらのことって
相手のものですので、
こちら側ではコントロールできません。
見られた側がどう思うのか、です。
悪い人だと思われる
腹黒だと言われる
最低な人間だ
とか。
自分がそう思われることが嫌だし、
相手がもし傷ついたとして
その傷ついた姿を自分が見るのが嫌なのです。
言葉の設定を見る
ここで出てきた
・悪い人
という言葉。
悪い人とは?
と聞いてみて欲しいのです。
そして書き出す。
「え?そんなの決まっているよね?」と思うかもしれませんが、決まっていませんw
こういう言葉の下にある「設定」
その言葉を作っているエネルギー
ここにポイントがあります。
悪い人とは?
辞書ではこういうそうです。
しかし、咄嗟に「悪い人」という言葉に対して上記の意味を持っているとは限りません。
この意味を知らない場合は「無い」も同然なのです。
悪い人=前科者
悪い人=詐欺師
悪い人=犯罪者
悪い人=無視をする人
などなど。
各々の「悪い人」という設定が飛び出てくるのです。
頭の中で「悪い人」という思考に傾いた時に、この設定が瞬時に発動する感じ。
脳が瞬時にこの「設定」に結びつけるイメージです。
誤作動やバグ。
効きすぎるブレーキです。
AIが過剰に働いて、普通のサイトもブロックするのと似ています。
なので、
ノートを見られて「悪い人」と思われたらどうしよう…
という時は
ノートを見られて、犯罪者だと思われたらどうしよう…と同じ感覚です。
そんなの絶対嫌ですよね。
犯罪者と思われるようなことできませんよね。
その危険を避けるために脳がバグを起こしている状態。
ここで、思考と潜在意識(設定)が一致していることに気づければあとは簡単。
設定を変える
「悪い人」の設定をみて書き出す(他の言葉にl置き換えてみてもいいですね!)
設定を変える
というシンプルなものなのですが、どうやって変えるか。
「悪い人」=「私の中での良識を超えた人」
「悪い人」=それもただの人
などなど、自分が思う設定に書き換えて置く。
上記だと、「ノートに愚痴を書く」という行為は良識を超えているかどうかをまた見つめられます。
誰だって愚痴りたい時もあるよね、と思えることもあると思います。
「いやいや、それでも…やっぱりみられたくない!」と思ってしまってしんどいならば
プライベートやプライバシーな空間を覗かれたくないのだ、と知れることでもあるし
上のやりとりも一緒に書いておけば、「誠実に自分と向き合っているんだな」と私は取ります。
いつも誰かに見られているようで自由でない自分を解放したいのでは無いでしょうか。
ちょっとずつ、ちょっとずつ、
慣れていく。
やってみる。
書いてみる。
確認してみる。
変えてみる。
をしてみて、
自分に素直になれる時間だ!という方にエネルギーを注ぐことも大事。
他人に見せる見られることから
自分を見る自分に見せることに
意識を変えていきましょう!