時間を楽しむ
先日一つ歳を重ねました。
大好きな人たちからのおめでとうの気持ちがとっても嬉しい1日。
その日は予定を入れてなくて、前日まで自分のために何かプレゼント買いに行こうかなと思ってたけれど、いまわたしが自分に贈りたいのはモノではないのかもしれない。と、同時に閃いたことがあった。
わたしにはパワースポットが2つあって、ひとつは行くとよくわからないけどなぜか前向きになる最寄駅のスタバ。
もうひとつは行くともれなくホクホクとうれしい気持ちになる大好きなカフェ。
なんでもないときにも行くけど、疲れた時こそ行きたくなる避難所…っていうとちょっとちがうか。癒しどころ?
とにかくだいじな場所なのだ。
あわただしい年末年始が過ぎてなんだか体に力が入らない。
こんなときこそ、あの場所ではないか!
最近はなかなか行けてなかったからよい機会。念のため予約を入れて、カフェで過ごす時間を自分のプレゼントとすることにした。
変わらないオーナーの心地よい空気を感じながら、料理が運ばれてくるのを待つ。
スマホはバッグの中にしまった。ぼんやりしながら外の木を見る。
前に来たのはいつだっただろう。確か暑い季節だった。
夏休みの子供たちのパワーに負けて1人時間をもらったんだっけな。
いつ来ても居心地がよくて、その空間にいることがうれしくなる場所。
得意のながら食べはせず、しっかり味わう。
苦手だったはずの菜の花の苦味に、春の訪れを感じてうれしくなった。
デザートとオーナーのいれてくれたコーヒーを飲みながら、ゆっくり本を読む。
ずっと読みかけだった本を読了。
あえて、時間を自分にプレゼントしてみた今年の誕生日。
この年は時間をだいじに過ごしてみようかな。