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「理不尽な事」の捉え方

これから6月までの期限で悪あがきすると決めたので、4月までは自分についての棚卸と興味ある事の勉強時間確保、スキルアップの期間とします

そんな風に思っていた矢先、いい機会が早速やってきました

現在の職場、創業40年近い全国規模で店舗展開する小売業ですが、とてもその規模の株式会社とは思えないくらい社会一般の常識にそぐわない「理不尽な事」が日常茶飯事に起こる会社です

オーナー社長の鶴の一声で、場当たり的な指令が飛んでくるので、それに対応する社員が右往左往し、その場しのぎの対処しか出来ないにも関わらず、その対応で結果が出なければ対応した社員が責任を負うという構図が出来上がっています

法律違反すれすれの行為も当然あり、就業規則なんて責任追及や労基や裁判の対処のためだけの存在なんじゃないだろうか、としか思えない有様

社員に対して福利厚生を充実させるなんて意識はさらさら無い

ただでさえ就労条件が悪い上に、社命にも関わらず本人負担が発生するのだから、納得出来ないのが当然

そして私はその手配をする部署の仕事をしています

現時点でまだその対処に追われていますが、今回は会社批判をしたい訳ではありません

このような「理不尽な事柄」について学んだと思えたので記します


大した社会人経験も無いのに彼氏の始めた自営業をなし崩し的に手伝った過去の私

私が従事したのは8年ほど、会社は13年やっておりました

その間にその彼と結婚もしたので、その事業の業績が人生に直結していました

当時、想定外な事ばかり

自分の経験もスキルも無い、しかも自らやり始めた訳じゃ無い、社長である夫の経営手腕に疑問もある

だけれど、その事業が成り立たなければ生活出来ないのだから、対処するしかない状況

想定外だろうが不本意だろうが、自分の人生のためという目的があったからやった事が多々あります

ただそれによって精神まで病んだのは、私が「理不尽な事」を受け入れられなかった事が大きいと思っています

自営業だから様々な事に自分たちが責任を持って対処するしかないし、それが当然だけれど、「それはおかしい」「そんな事やりたくない」って言いたかった

未熟で間違った事をやったのなら、いくらでも謝罪するし、改善する努力をする

だけれど、「理不尽な事」まで受け入れる事を仕方ないじゃない、そんなもんだ、と思えませんでした

自分が清廉潔白な人間なんて思っていないし、それぞれの事情で不義理な対応になったり、不誠実な人も存在するし、不幸が重なった結果もある

そんな事が起こる事があるのだから、社会は起こらないように対処するのが当然、と認識していました

だから、それを声に出せない状況が辛かった

ですが、今の会社での経験はその私の認識に少しの変化をもたらしました

「理不尽な事」は存在するし、おかしい事はおかしい

だけれど、「理不尽な事」をおかしいと言っているだけじゃダメ

ただそれを受け入れないだけじゃダメ

何故なら、自分がいくら「理不尽な事」と思っていたとしても、他人が同様に思うとは限らないから

いくら一般的に非常識とかルール違反とほとんどの人が認識しているとしても、当事者がおかしいと思っていなければ、相手にとって「理不尽な事」という主張だと思うはずも無い

そしてそれがそれなりの組織であっても起こらないような対処がなされていないという事実

その対処はそれぞれ個人で考える必要性がある、という事

打算なのか保身なのか、仕方ないと受け入れているのか、個人の見解はあるだろうが

「理不尽な事」と思っていても、自ら行動し対処するのが肝要

もちろん、そんな事を受け入れられないなら、それも良し

ただ、自分なりに対処するべく行動するのが大事であると捉えられました

どうかこの学びが私の糧になりますように











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