動物園と呆気ないわたしのこと_20190616
訳あって、本日はひとりで動物園をさんぽした。それは幼少期のわたしが通っていた保育園の近くにあって、ことあるごとに足を運んでいたおもいでの動物園。十数年ぶりに、なんとなく来てしまった。こんなお天気な日曜なのに人はまばら。その場にいる動物の数の方がきっと多いだろう。園内にはカップルなどおらず親子連ればかりが目立ち、もちろん、ひとりでルンルン徘徊するような21歳はわたし以外にはいなかった。
田舎の緑のなかにたたずむこの動物だらけの世界を、あのころはもっと大きなものだと思っていた。