見出し画像

映画「スキナマリンク」感想

 予告編見て面白そうだなと思っちゃったんだよね。それが全ての間違いの始まり。

 レビューも悪くなくて、賛否分かれるみたいだけど評価してる人が多くて、ホラーではよくあるから見に行くことにしたんだよね。

あらすじ

真夜中に目が覚めた二人の子供、ケヴィンとケイリーは、家族の姿と家の窓やドアがすべて消えていることに気づく。取り残された二人は、歪んだ時間と空間に混乱しながら、暗闇に潜む蠢く影と悪夢のような恐ろしい光景に飲み込まれていく―。

公式HPより

 こんなあらすじがあることすら分からなかったよ。


感想

 はじめに書いておくと、この映画を馬鹿にする気はないです。貶す気もないです。全部見て率直な感想を書いているだけです。

評価: 1.5 / 10

 評価の基準はこちら

良かった点

  • 暗かったから眠れるかも

  • 頭を空っぽにして見れる(理解しなくていい)

  • 修行になる

悪かった点

  • 意味不明

  • ストーリーはない

  • 何を表現したいのか分からない

  • 時々、うるさい音が鳴るから眠れない

  • 暗闇が怖いらしいけどずっと暗いから慣れる

  • 怖くない

  • 長い

  • 長すぎる

  • 単純に面白くない

  • 面白くする気がない

  • よくわからないものを延々と映し続ける

  • 最後まで見る意味はない

エンターテイメントが好きです

 これはエンターテイメントの対極にある、ホラーが好きすぎて頭が狂った人が摂取すると喜べるかもしれない映画。少しでも自分が普通の人間だと思うのなら、見に行かないほうがいい。少なくとも自分はそう解釈した。

子供がひどい目に遭うようだ

 ケヴィンとケイリーという二人の子供が出てくるようだ。家の中で変な空間に迷い込んだらしいので、パパとママはいない。しかも家の中からパパでもママでもない声がする。二人の子供は声に従って家の中をウロウロするようだが……。

 みたいな、ストーリーの把握は一切意味がない。必要がない。なぜなら、ずっと意味不明な映像が流れる中に、数分に一回ぐらいのペースで誰かが喋る。それだけだから。声がするシーン以外はほぼ目を瞑っていていい。なんなら耳栓をしてもいい。不愉快な音が軽減される。

何を表現したいか分からない

 この映画は全て家の中の映像で構成される。カメラはほぼ低い位置にある。人物はほぼ足が映るだけ。またに後ろ姿。人物の識別はできない。

 カメラに映るのはずっと暗い家の中。電気がついたり消えたりする。たまに何か物が消える演出がある。普通ではない空間という意味かもしれない。しかし、どうでもいい。だから何といった感じ。

 暗闇の中に何かが潜んでいるよ。よく見て。みたいな意図を感じなくもない。だからと言って、それが何なのか。何の意味があるのか。ストーリーも何もないのに、何かが潜んでいたとして、何があるというのか。説明してほしい。

 音は足音がよく鳴る。すり足のような足音。それから、どこかで流れているテレビの音声がひたすら無意味に鳴り続ける。あとは物を投げる音とか、ドアを開ける音とか、悲鳴とか、不愉快な効果音とか、そんなのがたまにある。だいたいテレビの音が流れている。

 意味のあるシーンはほぼない。ただひたすら虚無の映像を眺めるだけ。それがこの映画の全て。

 いったい何を表現したかったのか。分からない。答えがあるとも思えない。仮に答えがあったとしても、納得できるとは思えない。

おわりに

 書けば書くだけムカついてきたのでもうやめます。オススメはしません。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集