風景印で振り返る3ヶ月
手紙展のために9月下旬から始めた風景印収集。
先日ついに風景印帳が1冊埋まったので、3ヶ月の旅やお出かけと共に振り返ってみようと思う。番外編も含めて、全部で5本の記事になる予定。
紙博|風景印帳との出会い
風景印を集めるきっかけとなったのは、紙博のInstagram。
風景印は2年ほど前から知って手紙を出す際に利用していたものの、収集したいという気持ちは湧いたことがなかった。そんな中でたまたまInstagramで「風景印帳」という風景印を集めるための冊子があることを知り、手紙展をすることも決まっていたので、展示のために1冊集めてみようかという気持ちになった。
しかし収集のモチベーションが低かった。
東京の紙博は参加せず、ネットで買うこともなく数週間経過。
大阪の友人宅に居候した際、近隣を調べてエモジを発見。
風景印帳を作っているお店だとすぐに結びつき、その日のうちにエモジへ行って風景印集めがスタートした。
大阪|風景印ミュージアムとの出会い
その日は3つのお店を巡ろうとしていた。
チャルカからエモジに行く道中、風になびく白いのれんが目に止まった。
のれんの向こうには赤いポスト、本が沢山。きれいで外からぼんやりと見ていると、学校帰りの小学生が立ち寄ってお話ししている様子。店主の方にお声かけいただいて、私も入ってみた。
そこは小学生の学校でも家でもない居場所になっているように見えて、その光景が心地よくて、救われる気持ちになった。
お店のことを教えてもらってから、タイムリーな2冊を購入した。
風景印帳を買いに行く途中で風景印の本に出会うとは思わないし、風景印で1冊本があるとも思わなかった。こんな本があるのかと、驚いた。
おしごとそうだんセンターは、最終出勤日の直後だったから気になったのだと思う。当時は働かなくていいと言われても本当にそれでいいのかと自問していて、罪悪感(もっと適切な言葉がありそう)もあったような気がする。
いつか遊びが仕事になったら面白そうだとたまに考える。
購入した2冊は自分用にラッピングしていただいた。
ラッピングに付いていたリボンは家に飾ったのち、旅の標本カードで標本にして手紙展に展示した。
大阪|FOLK old book storeでひと息
エモジの写真が全く残っていなかった。
お店の方と話したし、チャルカさんと一緒にカレンダーを作ることなど聞いた記憶。
エモジで風景印帳を買って、ペーパーメッセージで買い物をして、FOLK old book storeに来た。兵庫に暮らす知人がここで買ったという本を手紙に同封してくれて知ったお店。もう10年前のこと。
カフェとしての利用はこの日が初めてだった。
・チャルカで買ったハガキ
チャルカで買ったハガキに手紙を書いた。
透明なボタン、光と影、紙の質感、全ての要素が好きな一枚。
左に見えるピンクはチャルカで購入した封筒。
奥に見えるケーキは9月上旬に静岡で購入したハガキ。
・ピカピカな風景印帳
いま手元にあるのは3ヶ月使った風景印帳。
鞄の中で開かないように茶色い紙のパッケージに入れて持ち歩いて、かなり使用感が出てきた。
風景印シリーズの最後の記事にビフォーアフターとして載せようと思う。
左に見えるのはカキモリで作ったお手紙ノート。
封筒を中心に構成して、未返信のハガキや、手紙を書くためのハガキを入れて持ち歩いている。表紙のイラストは「えだまめボーダー」。かわいい。
・つまらない生活をすてろ!
気に入ったので2枚買ったシール。
居候させてくれた友人は毎日仕事だったので「お土産」と称してブックカバーやシールなど、その日調達した素敵なものをたまにお裾分けしていた。
白い方は友人にあげて、キラキラな方は私の台所に貼ってある。
写真を撮ったのはFOLK old book storeの窓際の席。
置物のセンスがとても好き。
・郵便局へ
手紙を書いて、風景印帳の1ページ目に63円切手を貼って、最寄りの風景印がある郵便局に向かった。
余談|この記事で書こうとしたこと
本題に入る前に、風景印収集を始めるまでのことを少し書くつもりがもう1,700字。
本当は「風景印で振り返る3ヶ月 -大阪・京都・東京-」というタイトルを付けていたのだけど、一旦ここまでで更新することにした。
見出し画像を「つまらない生活をすてろ!」にするか迷った。お気に入り。
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