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仕事が生き甲斐になったらいかん

おはようございます😊
今日はワーカーホリックから脱却してやっと自分の人生を幸せに生きようと前に進んだので経過報告を。

結論は一番最後だけです。自分へのメモなのでお役に立つのは最後だけです💦


目的を達成するためにどこへ向かうか


わたしは元々漫画家になりたかった人間です。看護師になりたかったわけではありません。
何故この夢が挫折したか。それは夢を達成するための「お金」の稼ぎ方が曖昧だったからです。
うちは裕福な家ではなかったけれども、苦労せずにここまで育ててくれた両親には感謝しかない。

幼い頃はお金の価値観がわからず、お小遣い制度でも無かったし欲しいものは大人になるまで殆ど買えなかったけど、バイトも学校で禁止されていたのではっきり言って世間を知らないまま20歳まで突き進みました🤣💦

漫画を描くにはお金が必要。でもわたしはスキルが足りない。学校に行くお金をどう捻出するか?
イラストレーターを夢見た絵の上手い高校生の仲間は札幌へ旅立ちました。
狭いアパートをシェアしながら当時はコンピュータグラフィックで広告を作ったり、かなり頑張ってましたが、結果としてそれで食べていけなくなり1人リタイアして地元に戻りました。

わたしはどうしようか。漫画を描きたい。いつか自分の頭の中にある魔族大戦をどうしても残したい(実はこれ中学の時からずっと妄想して書いているものですが、どこにも乗せてない笑)
一度だけこの絵が上手い友人を頼り、40ページのケント紙を買って投稿する寸前まで進みました。ここで判明した致命的欠点。

背景が描けねえ

漫画において想像を掻き立てるシーンは必須。背景の重要さはどの漫画見ても感じます。アクション漫画だって背景の細かい描写があるんです。
読み直して絶望感に苛まれたわたしはせっかく手伝ってもらったのに、Gペンも丸ペンも買って、高いトーンも揃えたのに全部やめた。高校2年生の2月。わたしは死んだ叔母だけが応援してくれた漫画家の夢を完全に諦め、父に言われ続けた『食いっぱぐれない道』を選んだ。


好きでないものを好きにするために


わたしは『看護師』になりたかったわけではない。漫画家は諦めたものの、「ゲームを作りたい!」というもう一つの希望があった。
勉強に専念しなかった自分の甘さにより、当時倍率の高い高専には行けるレベルではなく、今の時代のようにパソコンやAIがここまで発達していなかったし、電子カルテなんてまた先のお話の時代でしたから、親は全力で反対した。
「んなもん極めたところでおめーは食っていけねえ、路頭に迷うだけだ」とか、母からは「働かないなら出ていけ」と言われる始末。
もちろん望んでいく場所ではない。こんなひととして欠陥した奴に看られる患者さんが本当に可哀想だったと思う。

もはや好きでない道を飲み込むしかなかった。
わたしが生きていくにはここしかない。でも苦手なものは着手する気力が起きない。そこでわたしは考えた。

・看護師になったら、めっちゃお給料が貰える!(当時函館で多分一番給料の高い病院でした笑)
・お給料がたくさんあればパソコンが買える!
・パソコンを買ったらホームページ作って、自分の好きな趣味を堪能できる!
・最終的に何かしら目に止まったらもしかして名前が知られるかもしれない!

かなり湾曲してますが、お金に着目しないと看護師は目指せなかった。他の人達が並べる素敵な志望理由なんてひとつもない。わたしは自分の頭の中にある漫画をゲームやアニメにする為に働く事を決めた。


働いてみて目標が変わってしまった


当たり前ですが、『看護師』はちっとも楽な仕事ではなかった。そりゃそうだ、あんた肺炎になっても休みがなかった自分の母と鬱になって病棟移動してなかったら多分今頃死んでいた兄貴の背中みてたやろと突っ込まれそうな話ですが…。

忙しい。
はっきり言って忙しい‼️控えめに言っても暇がない‼️

当時は三交代制だったので、朝は4時に起きて5時半までに職場に行き朝の処置、別の勤務でも早番はしんどい。そのまま夜中の夜勤入りに突入するから帰って風呂入って寝るだけ、朝に仕事終わって帰っても疲れが取れずにゴロゴロ寝て終わり。

一日がものすごく早い。そして勉強、勉強。
当たり前だが人間の命を預かる仕事だったので、毎日ぼーっとしながら先輩に言われたことをメモしなおしたりまとめたり。ただ、字が汚いので読めないwww
※字が汚い人は必ずどこかで修正すべき!文字は体を現すと言われてます。

勿論、電子カルテではなかったので、汚い字だと先輩に怒られる。しかし眠くて綺麗な文字が書けない!文字を綺麗にして、寝て、起きて、また仕事して……

あくせく三年働いて、やっとわたしは一人暮らしに踏み切った。早寝早起きの両親と一緒にいると夜にパソコンをやるのは難しい。そしてWi-Fiをついに導入する事を決めた!
(恥ずかしい話ですが、本当昔はWi-Fiって何??レベル🤣)


ここに至るまで三年。しかし仕事が忙しくなると当初の目標は全く影を潜めてしまい、漫画は全然書かなくなった。代わりにホームページをやってた頃に知り合った人達のお陰で初めてネットで小説を書く方法を知る。


仕事がメインになると何も進まない

当たり前だが生きていく為に仕事しないと食べるものが買えない。だから今もわたしは看護師として働いている。
ただ、職場によって人生そのものが変わってしまうのがこの22年の仕事でよくわかった。

大学病院や研究で自分の知識を極めたい人はいい。でもわたしは違う。元々看護師を志したものが「いきていくため」なので、それを生き甲斐にしてしまったら何も出来なくなる。
忙しい病院であくせく働く事は何も褒められるものではない。確かに組織においてそういう戦力は重宝される。でもそれだけ。

自分がもう一度どこに向かいたいのか考えるべき。わたしは色々あって東京で転々と職場を変えたが、通勤時間、人間関係、職場環境、どれもマイナスがあるならば自分にとってそこにい続けることが本当にメリットなのか?ともう一度問いかける。
確かに年齢によって再就職というものは非常に難しい。かと言って、社畜として人生を終えるのはもったいない。

自分の時間を大切に


最終的に東京の仕事は楽しかったが、通勤時間が長い、帰りが遅く疲れる、たかが日勤でしょう?と言われても毎日夜七時過ぎに帰り、ご飯をどうしようかと他人の事をあれこれ考えるのに疲れた。
今は結局姉が住んでいた名古屋まで飛び、ゼロからの生活を作り、職場環境良し、通勤時間良し、帰宅は6時半。ここからひとりの夕飯準備とお風呂、趣味のゲームを楽しみ、そしてじっくり小説と向かい合う時間が取れた!

今まで東京でも漫画にできなかったものを小説で書いたり、何とか広める為にあまり自分の得意ジャンルではない恋愛ものを書いたりしてみたが、めちゃくちゃ遠回りして、結果的に自分の時間をゆっくり取れるような働き方が一番しっくりくると感じた。


ひとはひと、自分のペースで


書かないと!書かないと!と何かに追われていると全然いいものが書けない。
隣の芝生はいつもいいものです。でも、それはひとの芝生。わたしはわたしの芝生を綺麗にするしかないんです。
望んでも羨んでも妬んでも隣の芝生は手に入りません。
例え隣の方が自分よりも何倍も早いペースで執筆していても、それがその人のスタンスかも知れないし、もしかして自分と同じく何かに追われているのかもしれない。
わたしも一時期アクセスが気になりエゴサーチとどれが人気なのか毎日チェックしていた時代がありました。

でも疲れたwwwww

どんだけエゴサーチしようが、アクセスチェックしようが、人気の所はすごいし、それは変わらない。
自分のところ?そりゃあ最初は良かったですよ、まあ当時珍しい設定と同じ執筆仲間同士で切磋琢磨して広めていたので。
でもそれが終わると一気に廃れる。そんなもんです、しかも皆んなが皆んな肯定的でもない。鋭い批判と全く関係ない意見に耐える強いメンタルがないとやっていけない。

なのでやめました。エゴサーチとアクセスチェック🤣

自分の作品に対するアクセスを吟味して研究されている方はいいと思う。でもわたしがやりたいのはそこじゃないや。

引越しして、仕事を変えて、色々落ち着いて得たもの。『自分が本当にやりたいこと』に向かい合う時間を得た‼️


仕事を生き甲斐にしない


仕事人間になると全てを失います。仕事は勿論大切で、生きるために必要なものですが、でもそれを生き甲斐にすると年をとり、仕事を失った時に何もなくなります。

わたしは趣味である創作活動を持続する為に仕事をする💕

そして楽しく生きて、美味しいもの食べて、あとお世話になった人達に生きている間に一度でも会えたらなあと思いつつ今日ものびのびと過ごしてます。

東京ではダブルワークしまくりのワーカーホリックで体壊さなかったけれども、仕事しまくってもいい事は何もない。税金は結局たくさん引かれるし🤣
なので、生きる分の金銭だけ有難く働かせてもらい、あとは趣味に生きるのもいいかな、と思い絶対に完成させるべき創作にこれからも全力で向かいます。

もう書く時間が取れない!と仕事を言い訳にしない生き方が見つかりました😊

これを読んでくださった方がひとりでも仕事と「家」と時間のバランスが取れる道を考えるキッカケになれば良いなと思います。

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