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ブスを脱却する方法

こちらの記事は「娘様」を育てていらっしゃる方へ捧げます。
あくまでも女目線の話ですので、息子様を育てていらっしゃる方には該当しにくい話かもしれませんが、少しでも実話の種がお役に立てると思いまして。
とはいえ、長いので適当に音楽をかけて箸休め程度の記事になればと思います。
いつもの通りですが、わたしの書く内容はノンフィクションです。
この残念な体験談を書くことで、少しでもこれから先に悩む方の足しにでもなればなあと。

・・・どうでもいか。
興味のある方のみどうぞ。※ただの独り言です。


親の一声が全てを変える

昨日わたしは職場の後輩Uちゃんの話を書きましたが、実は彼女は可愛いのに目が死んだ魚のようになっております。
そうなった背景は家族環境なのですが、親の声かけひとつでブスも可愛くなるし、可愛いがブスになるのが一瞬だったりします。

具体的には何が悪いのかと言いますと、言葉というのは「念」を持っております。(まるで呪術廻戦のようですがほんと)
なので、全く意図があろうとなかろうと相手をなじる発言は全て言霊となりその人を苦しめます。

幼少期から「デブ」「ブス」となじられ続けられたわたしはいつも姉の引き立て役でした。最終的には「お前はどうせ結婚相手なんてできないんだから、実家を建て直せ」まで言われる始末。
わたしはあまりにも醜い小学校~看護学校までの写真は全て焼却しております。唯一手元にあったのは、親友と一度だけ浴衣を着て撮影した写真。やっぱり親からブスブスと言われ続けた顔は笑っても笑えなくてブスでした。

ここでいうブスは性格ブスではなく、外見的なものです。性格ブスについては後程書きます。

小さいうちから浴びた負の言葉は大人になってもしこりとして残ります。具体的にはわたしは「相撲取り(この当時は体型だけではなく親父に似て一重だった)」「土偶(目つきが悪すぎて目が狐のように怖い、感情がない)」と言われたのがショックでした。
ではどうすればよかったのか。両親はコミュニケーションの一環としてわたしに負の言葉を浴びせ続けておりましたが、それがわたしの引きこもりを助長しました。ブスには友達がいない。中学の時に出来た超絶美人の友達は所詮わたしを引き立て役にしたくて仲良くしているだけだろう、姉の友達にも「〇〇の妹超ブスw」とか笑われたし。姉だけじゃなくこれからも美人の引きたて役なのか……

そんなのごめんだよ。

ブスだろうが生きてるんだ。残念だが、つまらない人間になじられて死ぬほど愚かではない。この環境の後にネットという世界が広まってくれたことに心から感謝した。だって自分がブスでも顔が見えないんだもーん♪(ポジティブ)

かわいいの魔法

かわいいの魔法は鉄板です。姉は昔から「かわいい」「美人」「お母さんに似てよかったね」と3拍子蝶よ花よと育てられました。一方のわたしは「おじいちゃんにそっくり」「サル?」「かわいそうw」とまで言われる始末。
視力が0,01と色弱の世界で生き抜いてきたわたしにとって、外界は何も見えない。目を細めると自然と目つきが悪くなる。それが人相を悪くして明るくて社交的な姉とさらに距離を作っていった。引きこもりはさらに悪化する。
そんなときに「かわいい」の魔法に出会った。
基本、わたしを可愛いと呼ぶ人間はいない。だが、看護学校に入り、わたしを唯一褒めてくれる『王子』と呼ばれるクラスメイト(イケメン)がいた。
あれが偶然おだてたものであったとしても、その場のノリで言っただけの発言だとしても、その一言がわたしの「顔」を変えた。
死んだ魚に光が宿ったのだ!もっと早く、誰かひとりでも「かわいい」の魔法を一度でも唱えてくれたとしたら、もう少しまともな顔になっていたかもしれない。
なので、自分の子供が卑屈になったり、引きこもりになったり隣の畑を羨んだりしたら、めいいっぱい褒めてください。大丈夫、難聴のわたしでも褒めた言葉はよく聞こえる(悪口も同等)
なので、こどもであればなおさら、早い段階のうちに「かわいい」の魔法をかけてください。
負の気持ちがよぎった時はかわいいものを想像してください。親ばか?そんなものはないんだよ。自分の腹痛めて産んだ大切な子供が可愛くないわけないんだってば

隣の畑はいつまでも良く見える

ブスになっていく要因のひとつがわたしも抱く「嫉妬」です。
人間は生きていく限り「嫉妬」とは離れられない運命です。菩薩にでもならない限り多分無理だと思っております。
ハッキリ言って、他人の良いところ、悪いところはよく見えます。ですが、自分を振り返ると残念なところしか見つかりません。他人が評価して初めて自分の良い部分に気づく人もざらでしょう。

お隣のOOちゃんはあんなにおりこうで可愛いのに、うちの子は……
そんなことないんです。OOちゃんが出来てうちの子が出来ないことがあるように、OOちゃんが出来なくて、うちの子が出来ることだってあるんです。それが『個性』
わたしは姉と兄と比較されて育ちましたが、残念なことに3番目でドウデモイイ扱い(単純に兄の下を産まないと発達障害の兄がかわいそうだと踏んだらしい)だったので、はっきり言ってドウデモイイ扱いをうけてました。
ですがかなり強烈な個性を放っていたと思う。シロツメクサで縄跳び作ってみたり、竹馬2mを歩いたり、跳び箱も5歳で10段まで飛べた。でも鉄棒だけはウンコだった。
小学校2年生までの運動神経は抜群だったのに、そこから急降下したわたしはさらに引きこもりの道を進む。兄貴も発達障害で言葉が3歳下のわたしよりも全く喋れない。いとこはダウン症。母は我が家の下2人が情けないことを悔やみ狂ったように仕事のみに没頭し、そこで育児放棄した。(だからわたしは父に育てられた)
母に放棄されたわたしが、何度も姉のような顔に生まれたかったとぼやく度にコップが飛んできた。ヤンキーの姉と母の喧嘩はものが飛び交うので兄が何度も頭を切って病院に運ばれたか覚えていない。
一番最初の嫉妬は「姉」だ。全て良いところを吸収して出来上がった姉はお人形さんのようにかわいかった。勿論、可愛いから周囲からべた褒めされてそれはそれは性格も良く育つ。対するわたしは「ああ、いたんだ」くらいの扱い。どこに行っても妹なんていたんだね、と鼻で笑われる。まして似ていないわたしはどこに行っても笑いものだった。姉の結婚式に映る自分のブスを見るたびに心が痛む。

隣の畑はいつまでも良く見えます。でもかわいいの魔法をかけられてから自分を見つめなおす機会が増えました。姉は黙っていても可愛い。先輩も後輩も何もしなくても可愛い。でも自分にも武器があるんじゃないか?そう思って一番お金もかからずに見つけた方法が『えがおトレーニング』だった。


性格ブスから脱却する方法

外見のブスよりももっとブスなのが「性格ブス」です。
これは本当に明確です。ただ、世の中の男子からみて、見た目7割がビビビなので、その7割に該当しないわたしは敗者決定戦にも出られません。
しかし、残り3割を良くするべく、わたしは『えがおトレーニング』を始めた。
性格ブスになるのは一瞬。負の言霊を放つ度にブスになります。性格だけではなく外見も。これは今の仕事でも痛いほど理解しているので、ぜひ声を上げて伝えていきたい!

いくつ年を重ねても、ブスから脱却できます!

いや、見た目ブスをウリにしている芸人?さんはともかく、でもあの人達は自虐ネタとして自分ブスデブをウリにしてますが、内面はきらっきらしてるんですよ。もう周囲に漂う空気が違う。光が見えるくらいキラキラしてる。
ぶっちゃけ、細くてかわいさをウリにしている人の方が全然光ってない。元々かわいい人は自分を磨かずに成長してしまったので、男性目線から評価されにくい3割を鍛えぬいた猛者たちと比較するとかなり劣ります。

では性格ブスってどうやって直すのか?簡単です、他人をほめることです。
ただ、自分が悔しく思う人間を褒めても嫉妬が全面に出てしまうので全く意味がありません。じゃあ誰を褒めるのか。推しです
リアルな人間でも、二次元の人間でも誰でも構いません。あくまで、自分が嫉妬している対象とは違う人間を褒めてください。そうするだけで性格ブスは改善していきます。
そんなの嘘だ!!!と思う方、推しのことを妄想してください。全力で
どこが尊いのか、どこが素敵なのか、どこが好きなのか。もはやその人の事を考えるだけでしあわせオーラがにじみ出ます。つまり、それが性格ブスの改善につながるのです。
わたしはこの考察に繋がるまで実に41年かかりました。もっと早く推しを推していたら、あの地獄のような辛い時に大好きな人のことを考えていたら、ここまで性格ブスになる前に良い道を選べたかもしれない。


目は口ほどにものを言う


性格ブスがばれるのは目です。わたしは看護師を20年やってきているので、目を見ると大体その人の性格が見えてきます。後輩Uちゃんはすごくかわいい外見なのに目が死んでいるので、家庭環境から逸脱した生活を早めに送らないと第二のわたしになってしまってモッタイナイ。
性格ブスかも?と思った方、ご自分と子供の目を見てください。SOSに気が付かない両親は多分、顔を見合わせる機会が少ないのかもしれません。口数が少ない子の場合、目を見つめることで気持ちが伝わってきます。急いで言葉を待つ必要はありません。ただじっとみつめていると反応は必ずあります。
死んだ魚のような目をしている子がいたら、かわいいの魔法をかけてください。かわいいの魔法は鉄板です。現在進行形で、わたしは職場でもお客さんに「かわいい」の魔法をかけています。90を超えても女性は女性です。100歳になってもかわいいばーばです。一言、かわいいと言われてふにゃっとなる瞬間は本当に「かわいい」のです。どうか魔法の言葉で目に光がもどりますように。


性格ブス改善方法でここまで変わる


ちょっとお見苦しい写真を3枚載せますので、すいません吐き気を覚えた方は何も見ずにお帰りください;;;
先に結末だけ書いておきます。

視力が悪いのにプリクラでは眼鏡を絶対につけない葵21歳、メイク:アイシャドーとファンデーションのみ(というか見えないので何もメイクできない)

36歳サンタコスの葵無印と、現在の葵の3枚セット。

文明の利器を使った若い葵よりも今の葵の方が可愛いの魔法をかけ、性格ブスから逸脱する方法を独学?で実施して現在に至り、今の年齢の方が若い頃よりも若いと言われ、べた褒めされるようになった話です。


おわりに

実際、最初から可愛い子は努力しなくても可愛いのです。
ですが、そこで努力を怠ると後から3割の部分を磨いた女子にあっさり追い抜かれます。そして転落するのも早いです。
職場の美人の先輩はみんな努力をしています。だからこそいつもキラキラ綺麗。何もしてないよ、と言いつつ鏡の前で自分チェックしたり、太ってきたなあ・・・とぼやきながらストレッチしたり。全然わたしの身体半分くらいの体重の人ばっかりですが。

性格ブス予備軍を見てしまった方は先ほど書いたように「推しを推して」ください。好きなものに対する熱意と愛情は本当に強いです。別に人間が対象じゃなくてもいい、本でも過去の偉人でも映画でも音楽でも何でもいい。
とにかく、推しの良いところを妄想するだけで、抜群に輝きます。何たって、推し(好きなひと、もの、こと)を考えている時の顔が一番かわいいのですから。



というわけで、この下まで気になってしまった奇特な方にブスの推移をぺたりしておきます。
一切責任はとりません。可愛い写真を期待した人はすぐさまお帰りください。

二枚目からはレーシック手術をしたので目の色が若干変わりました。でも色弱は治りません(そういう治療じゃないので仕方がないのですが)
目は見えるようになりましたが、お陰でひとの顔が見えるようになってしまい、いきづらくなりました(笑)今まで見たくないものは眼鏡をはずしてしまえば何も見えずに済んだのに、今となっては女湯に行くのも恥ずかしいです←どんだけ。



視力が悪いのにプリクラでは眼鏡を絶対につけない葵21歳、メイク:アイシャドーとファンデーションのみ(というか見えないので何もメイクできない)

上の写真はわたしが『王子』に可愛いの魔法をかけられて一瞬まともになった写真です。口元は乗せてませんが、笑ってません。
しかも、当時の文明の利器、プリクラという盛る機械で撮影したものなので、これでも盛ったほうです。

無印葵36歳すっぴんです。(風呂上がりにネタで取ったサンタコス)

上と比較してください。こっちの方が若くないですか?(真顔)
わたしの永遠のライバル(笑)です。自分と戦うってどういうことよ。
今も自分を高めるために、定期的にこの写真と比較して、絶対に過去のサンタより可愛くなってやる!という気合で生きております。
隣の畑はいつまでも良く見えるので、結果的に自分の畑をよく見せる努力に変えました。これが良かったのか、意外とこのサンタで一時的に男性のお友達が増えました。みんなコロナでお別れしちゃいましたけど。

先ほどとった無印葵41歳

目元は加齢と共に老けましたが、20代よりも今の方がかわいくなったなと自分で満足しております。樹木希林さんが大好きでしたので、「眉毛は剃らないほうがいい」というお言葉を胸に抱いております。眉毛はあくまで整えるだけです。年を取ると眉毛が生えなくなります。そうなると剃ってしまうと入れ墨でも入れない限り毎日書かないとダメなんですよ。
樹木希林さんのお言葉通り、眉毛を残していたら、昔よりも結果的に可愛くなりました。
え?全然かわいくねえよ、ブスはブスだろと思った方すいません。仕方がないのです、あくまでこの話は自分の畑をよく見せるだけのお話なので、よそのもっといい畑と比較されてもこれ以上はスキルの限界があります。

可愛い写真が見たい方はご自分の萌え畑へ移動お願い致します(o*。_。)oペコッ

何でこの写真目だけ?と思った方がもしいましたら私の「目は口ほどにものを言う」という記事を読んで下さったのかと思われます。
答え書いてますが、一枚だけ笑っていない目があるんですね。そういう些細な違いに気づくことができるとまたより一層ひととひととの関わり方が面白いのかな、なんて思います。

最後に。
こんな長い独り言にお付き合いありがとうございました♪


なぜこの記事を書いたのか?
すべて、結局は自分の為です。
性格ブスになること。それはまた地獄に戻ることなので。
ひとをなじるとその分言霊は自分に帰ってきてまたブスになる。
ブスになるとまたブスの連鎖が始まってメンタルが病む。
結局隣の畑が綺麗に見えてきて、自分はなんでこの家に生まれてきたんだろうと悔やむ。
結局メンタルさらに病んで仕事に支障をきたす。

そうならないための自分なりの模索というのでしょうか。
ただのノンフィクション話なので別に1つの事例検討とでも思ってもらえたら幸いです。
そもそも独り言なのでここまで読んでいる方がいるのか不明ですが( ´艸`)

#どうでもいいか
#ノンフィクション
#かわいいの魔法
#ブスからの脱却
#自分なりの考察
#やっぱりかわいくなりたい


あと、今回初めてAI画像ソフトで出力(命令)を変更してみたら、なかなかいい画像が出てきたので採用。後はもう少し具体的に指示して足元まで出せたらよいのですが出なかった( ´艸`)
これもっと使いこなせたらいい感じになりそう!新しい試みでわくわくしてきたので、こういうポジティブがまたブスからの脱却になると信じて生きてます。

男の子は褒め言葉がわからない。だから結局かわいいの魔法で終わってしまいました。ごめんなさい(o_ _)o))もっと研究しなければ……!

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