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苦手な科目にも使える 最強"暗記術"

今回は脳科学から見た本当に効果のある暗記術をご紹介します!

皆さん、暗記は得意ですか?

暗記がそこまで嫌いじゃないという方でも、苦手な科目とかってなかなか覚えにくかったりしますよね

この暗記術は "苦手でなかなか覚えにくい" という科目にも使えるのでかなりオススメです!

○暗記が苦手
○苦手な科目だと、なかなか覚えられない
という方でも、
脳の仕組みを上手く利用すれば、暗記に苦しむことなく、スラスラと覚える事が出来るようになります!

それでは早速お話していきます٩(。•ω•。)و

暗記で一番大事なものは?

暗記で一番大事なものは、ズバリ『音読』です

範囲が広く大量のものを覚えないといけなかったり、苦手科目を克服するのに一番最適なのが、この『音読』になります。

沢山書いて覚えようとする方もいると思いますが、書いて覚えるより『読むこと』が大事です!しかも『声に出して』読むことが重要になってきます

なぜ『音読』は暗記の効果が高いのか?

音読は、まず見る、読むで『目』👁️を使います

それから、

声に出す為に『口』👄を動かします

そして、『耳』👂でも聞きます

こうして色々な感覚機関を使うので効果が高くなり、自然に覚えるよりも早く覚える事が出来ます。

これまで、英単語を覚える時に綴りや意味を沢山書いて覚えた!という方いるかもしれません。

でも、書くより読む方が『回数』を増やせます

回数が多い方が、脳がその情報を重要なものだと判断して記憶に定着をさせてくれます。

脳は『これは重要なんだ』と認識しないと記憶に残してくれないので、重要であることを認識させる為にも何回も何回も反復する事が大事になってきます

ショックを伴う強い記憶だったり、繰り返しインプットされる記憶は長期記憶に刻まれやすいです。

これは大事だ!って自分で思っていても、それを脳がちゃんと認識してくれなければ、長期記憶として刻まれません。

また、苦手だからとなかなか気持ちが入らず、『覚えられない』という人でも覚えてしまえる!そんな方法がまさにこれなのです!!!

例えば、、

学校で新しいクラスになって、初日は、クラスメイト全員の名前なんて覚えていないけど、何ヵ月も経てば、知らず知らずの内に、全員の名前を覚えていたりしますよね?

これは、朝の出席確認だったり、ノート返却をしたり、色々な場面で毎日毎日その情報に触れるからです。

絶対覚えなきゃ!!って、家に帰ってまでクラスメイトの名前を頑張って暗記しようとしていた訳でもなく、自然と覚えることが出来たのは、何回もその情報に触れて、脳が勝手に大事な情報なんだと認識してくれたから覚える事ができたんです。

この、頑張って、無理して覚えようとしなくても覚えられる仕組みを上手く利用しましょう

この『記憶』に関する脳の機関が【海馬】なのですが、以下に簡単に解説をしておきます

『海馬』ってなに?

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【海馬とは】記憶に関する脳の部位。情報を短期記憶として保存し(一時記憶)、長期記憶にしたい情報を大脳に送り込む役割をしている

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【海馬の主な働き】○記憶を一時保管する(長期記憶が保存されるのは海馬ではなく大脳新皮質という場所であり、海馬は記憶を貯蔵する場所ではありません)○記憶の重要度を振り分ける(海馬が重要性を判断し、特に重要と判断した情報は大きくそれ以外は小さくというバイアスをかけた状態で大脳新皮質に送る)

『暗記は、書くな!』

前にもお話した内容なのですが、

目なら書くことよりもスピードが6倍になります。

【書くより、声に出して読みましょう】

たくさん書くのは手が疲れるだけです。

先ほど出した英単語を例にすると..
例えば、英単語を覚える時に書いて覚える場合は
【1単語につき6秒】かかる。
目で覚える場合だと、【1単語1秒】で済む。

つまり、書いて覚える場合だと
【1分間で10回】しか復習出来ないけど、
目で見て覚えたら、
【1分間で60回】も復習できることになります。

記憶で大切なのは、どれだけ沢山反復できるかなので、目で見て覚える方が書いて覚えるよりも効率が6倍になるので、『暗記は、書くな!』って言われます。

書くのは、ちゃんと覚えられたかどうかテストして確認する時だけで大丈夫です。それ以外はとにかく『音読』です!

ここでは、『目で見て』という表現をしていますが、ちゃんと声に出して読んでください。

ちなみに..【例外】として
個人的には漢字は書いて覚えた方が良いです。
それから、
小学生なら書いて覚える方法が効果的です。
漢字練習帳にたくさん書いて覚えたよーって記憶がある方もいるかと思いますが、
小学生の場合は、そもそも字に触れたばかりなので、字の練習とか日本語の読み書きの練習として、ひらがな、カタカナ、漢字などは書いて覚えるのが正解になるわけです。

でも、中学生とかになってくると話は別で、中学生であればもう、読み書きはできるはずなので目で見て覚えるやり方にシフトする必要があります。

楽しい事や好きな事は覚えやすい

楽しい事や好きな事、興味のある事、快楽を伴う記憶は海馬に重要と判断され、強い信号として送られるので長期記憶として残りやすくなります。

例えばなんですけど、自分の推しがTwitterで好きな服の話をしていたり、好きな食べ物の話をしていたり、血液型は何型なのかを話していたらその内容が何だったか苦労することもなく、すぐ覚えてしまいませんか?

逆に、全く知らないおじさんのつぶやきとか覚えませんよね?このバイクの○○が好きなんだとか、好きな家電がなんだとか。たぶんすぐ忘れるし興味が無いからスルーすると思います。

そんな事ないですか?

このように、興味関心のあるものや好きなものは記憶に残りやすく、反対に、興味の無いものは海馬に重要と判断されずに大脳に送られる信号が微弱になるので記憶に残りづらくなります。

次は、この暗記術の具体的なやり方について簡単に説明していきます

具体的なやり方やポイント

○3日に1回必ず反復(完璧に覚えたところは時間をかけないこと!)

○脳が覚えてくれるまで最低7回は反復(不安なところだけを中心に音読)

○読む時は『早口で!』⏪ここ重要!!(はっきりと正確に)※最初はゆっくりでも大丈夫です

○運動を組み合わせる(足元に注意しつつ、部屋の中をウロウロと歩き周りながら音読したり、その場で足踏みをしながらとかでも良いです。)

○まずは簡単でやりやすいレベルの問題からやる

例えば 》レベルが1~3まであったら先ずは『レベル1だけ』やってみる。とか、まずは『5ページだけ』やる。⇒こんな風に目標を細かく分けて取り組んでみてください。

そして、その細分化させた1つのブロックが終わる度に、自分を褒めてあげてください🥰

『やりきった!』という達成感を感じると、脳の中にドーパミンという物質が流れます・*\(^o^)/**:.。.

このドーパミンが流れると『気持ち良いな』とか『楽しいな』と感じます。

暗記は楽しんだ者勝ちです

苦しいと脳が受け付けてくれないので、楽しまないと覚えも悪くなります

好きな事、楽しいことは覚えやすい

なのでこうやって、感情を上手く利用してあげることも実は大切になってきます。

是非、覚えにくい苦手な科目も、こうやって小さな達成を繰り返す事でドーパミンを出して、『楽しい!』と思わせて感情を上手く使って覚えていきましょう

最後に

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました✨

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そして、いつも読んで下さってる方、本当にありがとうございます(´;ω;`)!!!


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