「丁寧すぎる接客」実は損をしているかもしれません。
丁寧な接客=良い接客
と思われがちですが、実はそんなことはありません。
丁寧すぎるが故に、売れるチャンスを逃してしまっているケースって案外あるとおもうんです。
今日は、どんな接客が損をしてしまっているのか、どんなふうに変えていけるのかをお伝えしていきます。
○損をしてしまっている接客はコレ
突然ですが、この接客のどんなところが損をしているポイントだとおもいますか?
『お取りしましょうか?』
『ご試着されますか?』
答えは、、、
【丁寧にお客様に許可をもらうこと】
なぜそれが損をしているかというと、
お客様に断るという選択肢を与え、お客様の気持ちを前身させることができないから。
みなさんは予定してなかったけどつい買っちゃったっていう経験はないですか?
そんなとき、後悔というよりも「思ってもみなかったいい商品に出会えて買い物への満足感」の方が大きかったりします。
お客様から「買う予定じゃない時に限っていいものに出会えるんだよねー」って言われた時、販売員として自分が接客した意味を感じることができて、嬉しい気持ちになりますよね。
むしろこの想定外のお買い物がリアル店舗に行く醍醐味の1つかもしれません。
もちろん強引におすすめすることはNGですが、
販売員が半歩リードしてお客様の気持ちを前進させることはとても大切なテクニックです。
では、お客様の気持ちを前進させるにはどんな接客ポイントがあるのでしょう。
○誰でも簡単にできる!お客様の気持ちを前進させるテクニック
①質問を『ぜひ』に変える
『お取りしましょうか?』⇨『ぜひご覧ください』
『ご試着されますか?』⇨『ぜひご試着してください』
許可をとる質問を『ぜひ』に変えるだけです。
積極的で前向きな印象になり、お客様の気持ちを前進させることができます。
②ナチュラルに『行動』を促す
『ぜひ』をと言いながら、『行動』していただけるような促しをします。
どういうことかと言うと、
・『ぜひご覧ください』と言いながら、お客様に商品を差し出す。
⇨差し出されると自然に商品を手にとってくださいます。
・(アウターなどの試着の場合)『ぜひご試着してみてください』と言いながら、ハンガーやボタンを外して袖を通していただけるように促す
⇨自然と袖を通してくださる
「ご試着されますか?」と聞かれたら「今は大丈夫です」と断るお客様も、上記のように誘導されると自然と商品を試してしまうものです。
ここで大切なのは、お客様も気づかないくらいナチャラルに行動を促すことです。
丁寧でかしこまりすぎていたりすると、お客様も緊張してより警戒してしまうからです。
○今日のまとめ
丁寧にお客様に許可をとることはやめましょう。
許可をとるのではなく、販売員がリードすることでお客様の気持ちは前進します。そのためにやることは、
①質問を『ぜひ』に変える
②ナチュラルに『行動』を促す
超簡単でだれでもできるテクニックです。
ぜひ、あなたの接客に取り入れてみてください。
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*note投稿 14日目*
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