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「考える余力」は持っておきたいよねぇ


こんばんは、河北です。


会社員からフリーランスのようなフリーターのような自由気ままな働き方を経て、秋口に会社員に舞い戻りました。


今日は大晦日。年末休みに入り今日で4日目です。そろそろ日頃の疲れも取れてきて、いろいろと考える余裕が戻ってきました。


一番に思ったことが「考える余力もなかったんだな」ということでした。日々の仕事に追われ、仕事以外のことを一切排除して過ごしてきたという感覚がしました。



会いたい人に会いたい時に会いにいきたい。



数年前、フリーランスを目指し始めたきっかけの1つが、それでした。会社員としてバランスの取れなくなっていた私は、仕事中心に生活が回っていることに心底疲れ切っていました。

大人になったら働くことが当たり前で、働かなければ生きていけない。それはわかっているけれど、仕事を中心にして生活が回っていることは、なかなか受け入れがたいものでした。

仕事はあくまでも私たちの生活の一部。それなのに、仕事より大切なものがいつもあとまわし。家族との時間も趣味も恋愛も。


「みんなすごいや、それを普通に受け入れている…」「私だけおかしいのだろうか?」

そんなことを何度も思いました。




その後、フリーターのようなフリーランスのような自由気ままな生活を経て、私は再び会社員に戻ることとなりました。


会社員とは本当にすごいもので、あっという間に自分の時間がなくなっていきました。自分の身なりも生活もぐちゃぐちゃになり、毎日弾いていたピアノにはほこりが溜まり、家族や友人との時間も、全部あとまわしになりました。




生きてる?既読だけでもつけて



そんな時、母からLINEが届きました。母との連絡をおざなりにしていた私は、母のLINEをきっかけに「あれ?わたし余裕ないっぽい・・・?」ということに、うっすら気付き始めることになったのです。

私の家から実家までは、車で1時間ちょっとの距離。そう遠くはないはずなのに、会社員に戻ってからというもの、実家に全然顔を出せていないことに気が付きました。



ずっとこんな生活が続くのだろうか。
私はあと何回母に会えるのだろう。

と、とっても寂しくなりました。


今回の帰省は、近くに住む弟と相乗りして帰ることになったのですが、帰る日時や実家での段取り、すべて弟に任せっきりで。

別にたいした段取りでもないし、本当に小さな小さなこと。


だけどその小さなことすら決めることが困難で、考える余力もないくらい、私はいっぱいいっぱいになっていたようです。


それに気付けてよかったなあと。
そんなことを思った大晦日です。


年末年始、ゆっくりこれからのことを煮詰めていこうと思います。

こんな生活はずっとは続けられないからね。


あなたはどんな年末年始を過ごしていますか。

いつもより、少しだけでもゆったり過ごせているといいのだけれど。




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