【本】『うみべのストーブ』〜書店でたまたま見つけた本がめちゃくちゃよかった〜
これはコミック
『うみべのストーブ』っていう短編集
昨日、書店に行った。
いつものように
ダラダラとプラプラと
端から端まで練り歩いてたとき
普段はそんなに見ない詩集の棚に
なぜだか惹かれて
その棚に並べられていた詩集を
一冊一冊、手にとっては読んでいた
そしたら
その中にこの本を見つけた
詩集だと思って開いてみたら
コミックだった
本の装丁、絵の雰囲気、文字の量、ストーリー
どれもがドンピシャで好きだったので
1話目を立ち読みした
そして、レジに直行した
他の本も、いろいろと物色していたけれど
「この本を早く買って、早く読みたい」
その一心でレジに直行した
んで、家に帰って
すぐに読み終わった
いや〜、めちゃくちゃよかった
ここ最近読んだ本のなかで
ダントツで好きかもしれん
私のハートのド真ん中をズドーンッ!!って
撃ち抜いてきた
それはピストルなんかじゃないね
バズーカで撃ち抜かれたみたいな感じ
それだけズドーンッ!て感じだった
この本にある短編は
どれもが、それはそれはよかった
生きててスルーしてしまうような
でも確かにそこには存在しているはずの、
心のヒリヒリ感というか
モヤモヤ感というか
そういうものが
誇張されすぎず
でもこぼれ落ちることもなく表現されていた
単調なようで複雑
複雑なようで単調な
なんとも言えない
とにかく読んでいて終始心地の良い
そんな物語が詰まっていた
あと、絵もめちゃくちゃ素敵。私の好み。
絵自体も素敵やし
漫画としての絵というか、
漫画のつくりって言うのかな?
まあ、とにかく最高やった
著者の大白小蟹さん。
この本を読むまで全然知らんかったけど
完全にファンになりました
今は
誰かにこの本を、おすすめしたくてしたくてしたくて
うずうずしています
ので
noteを書いています
それでは最後に
“本好きあるある” を書いてみたいと思います(突然)
書店で平積みされていない
背表紙だけで語りかけてくる
棚に収まってる本を買う
そして、その本がめちゃくちゃ良い本だったとき
平積みされている本で
良い本に出会ったときより
10倍くらい幸せ
そして
その本の情報を事前に全く知らなくて
書店ではじめて出会った本だったときは
さらにその5倍くらい嬉しい
つまり
10倍✖️5倍で
平積みの良本に出会ったときの幸福度より
50倍も幸福度がでかくなる
なので
昨日の私は
めちゃくちゃ幸せでした
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