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20200606 満月は射手座にて


こんばんは。
青日タロウです。


早いもので6月。
雨が降った後の空気が、夏の気を帯びてきた。
6月は梅雨入りしてしまうから、
あまり気が向かない季節ではあるものの、
夏が近づいているようで、
気持ちだけが先行く感じになる。

夏の前夜祭。

爽やかな風が吹き抜けた5月が去り、
緑が濃くなり、雨の匂いでしっとりと色気の増す季節。
太陽の盛りを迎える前に、
昂ってゆく気持ちと共に過ごす6月。


さて、6月の満月は6日 4:13頃 射手座で起こる。
今回のは、少し特別だ。

半影月食。

満月が地球の影に隠れる現象。
食の始まりは2時46分ごろ、
食の最大は4時25分ごろ、
終わりは6時4分ごろでとなり、全国どこでも同じように望める。
実際見られるのは半影月食の為、
うっすらと月に影がかかる程度。

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【月食のしくみ】 引用:国立天文台


そんな月食はいつもの満月よりも少し力強い。
これから半年ほどの影響を及ぼすものと言われている。


ちょうど半年後に何があるのだろうか。
この6月から半年後、20年の12月には、
グレートコンジャクションという大きな節目が訪れる。
これは、土星と木星が同じ星座-水瓶座にて重なる(コンジャクション)現象が起こるというもの。
(※このグレートコンジャクションの話はまた別の機会で触れたい)
何が大きいことかというと、
この200年くらいは「地の時代」と呼ばれる
物質社会の中で世の中が動いてきたが、
このグレートコンジャクション(風のエレメントを持つ水瓶座にて起こる)を境に、
「地の時代」から「風の時代」へと本格的に移り変わる。

その時代の節目に向けての半年間が始まる熱いスタートが、
今回の射手座満月である。
ちなみに射手座は火のエレメントをもつ。
文字通り、熱い。

そんな射手座満月、もとい、射手座での半影月食を機に、
熱い半年間が始まっていくわけだが、
その熱い半年の中でも、前半戦がとりわけ熱々。
節目になりそうなものを下記にあげてみた。

◆6月6日  射手座に満月・半影月食
→今回の満月。熱い半年のスタートに向けての振り返り
◆6月21日 夏至、蟹座にて新月・日食
→太陽が一番高い。月が守護星の蟹座にて新月。強烈な新月of新月
◆7月5日  山羊座ににて満月&半影月食
→今年3回目の月食。あと1回は11月に
◆7月21日 2度目の蟹座にて新月
→1回目の新月パワーの補完
◆8月4日  水瓶座にて満月
→風の時代に移る前の満月。一段上がる前の一呼吸
◆8月8日  立秋【ライオンズゲートが最大】
→かなりスピリチュアルなタイミング。霊界への扉、開く

簡単に一言ずつ、節目について書き込んでみたが、熱すぎる、、、
いずれも、それぞれのタイミングでそれぞれ詳しく綴ってゆきたい。



さて、ようやく本題へ。
今回の6日に起こる射手座満月について。

射手座は火の星座で、拡大と成長を司る木星に守られている。
知への探究心が強く、旅と哲学を愛し、熱狂的でオープンマインドな星座。
そんな射手座で、振り返りと手放しのタイミングが訪れる。
これまでの軌跡、積み上げてみたものの見直しに注目が集まる。
しかも月食。
月食というのは、先の図でも示されているように、

太陽>>>>地球>>>>月

というように、一直線に並ぶタイミングだ。
星占い的に、太陽は【自分のあるべき姿、土台、意志】、
地球は【自分自身】、
月は【感情・無意識】を表す。
またこの射手座の満月/月食が、「他者」を扱う第7ハウスにあり、
反対側の太陽は「もって生まれたもの、己」を扱う第1ハウスにある。

「己」と「他者」、「わたし」と「あなた」が強調される。

5月に入って、他者との関係性・コミュニケーションが主立つような星回りになった。 (※満月は蠍座にて参照
ドラゴンヘッドの双子座入りである。
前回からの風祭りの影響もあって、人との関わり合いにおいて、
風通しが良くなっている(もしくは荒れまくっている)ような感じを受けている人が多いだろう。
その2019年末ごろから2020年のど頭で、改めて自分の城を築き上げるような、そんな意気込んでいた感覚を思い出して欲しい。
(全く意識していなかったという人は今すぐ振り返るべき!!)
この生活様式の変更を余儀なくされゆく現実の中で、
僕らができること、努めてゆくこと、求めてゆくことの足場がなんだったのか。
どこに立ち、どこを見据え、どこへと向かってゆくのか。


それらの足場固めをしていくのに、この射手座満月/月食は、
「わたし」と「あなた」の関わり合いの振り返りが鍵となる。


なんだかチグハグな関係性や、うまく噛み合わないこと、
どうしたってすれ違ってしまうことが多いような気がする。
先月の愛の星、金星逆行の影響が大きい。
また6月18日から、通信(情報)とコミュニケーションを司る水星も逆行を始めるから、まだまだ混乱は収まらない雰囲気。
今、人間関係で上手くいっているように感じている人は、
吹き荒れる風を上手く捕まえて、適度にしがらみから離れていることができている人だろう。
なんだか身動き取りづらいと感じている人は、この満月のタイミングで今一度、引っかかる関係性をテーマに棚卸しをして欲しい。

必要な人とは、必要な時に関わればよい。
距離が離れても、決して心まで離れてしまうわけではないし、
いつでも自分で距離感は調整できる。
その紛れもない真実に近づいてほしい。

他者と比べることをしても、それを自分の尺度にはめて、
自分はこう、相手はこうだと決めつけてしまうことではない。

認め合うこと。

なかなか簡単なことではないけれど、「わたし」と「あなた」の関係性を考えていってみて欲しい。


冒頭で、夏の前夜祭と触れたが、
この射手座満月をイメージしていたら、
大黒摩季の「熱くなれ」が聴こえてきた。

ちょうど満月のタイミング、太陽と月に対して、「活力・情熱」を司る火星がハードな形をとっている。
この火星は、「感情・癒し」を司る魚座にあって、「秘密・過去」の第12ハウスに位置する。
過去や秘密の中に隠されたふつふつとした感情が、「わたし」や「あなた」の関係性に大きく響いていく。

泣きながらあなたを
諦めようとした過去(こと)も
思い出を抱きしめながら
心決めた現在(こと)も
SHININ’MY LIFE 時間を超えて
この思いあなたに届け
BREAKIN’A TIME 言葉よりも
まっすぐに今その胸に
もっと もっと 熱くなれ

〜中略〜

これこそはと信じられる
何かを探していたけれど
正義が社会を救えないなら
SHININ’MY WAY 壊してしまおう
心を邪魔するものは
BREAKIN’ THE NIGHT 汚れのない
あなたと生きて行きたい  
二度と... もう... 迷わない

    引用-「熱くなれ」大黒摩季


熱い、熱い、強烈な夏がこれから始まってゆく。
時代が動く、盛大な前夜祭。


2020.6.5 青日タロウ

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青日タロウ
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