週一日記。その2。
週一回更新される、週一日記です。今日はお節の振り返りやります。
お節料理っておいしいよね。買ってもいいけど料理が嫌いじゃないから2年に1回くらい作っています。めんどくさいけどね。今回作ったやつはヘッダーのやつニャン。美味しくできたニャンね。
このおせちのがんばりポイントはカエシ、酢、出汁系統は仕込んだうえで作っています。カエシは業務スーパーの醤油1升のうち半升を砂糖と味醂、日本酒と合わせたもので煮きって、加熱してない醤油にinしたもの。結構仕込みがギリギリで寝かしが足りないので醤油の香りをブチ立てる方向にしています。酢は柚子搾り汁とすだち果汁、砂糖と精進出汁(昆布、椎茸、炒り米)、砂糖で調えたもの。これさえあったらあと何とかなる。出汁は水出しでピッチャーに大量に仕込んでいます。
重箱1段目、かまぼこ、栗きんとん、黒豆、たたきごぼうに、数の子、伊達巻など。かまぼこ、黒豆以外はなにがしかの仕事が入っています。
ポイント解説。
伊達巻。
今回は自作しましてんけどね、もうええです。二度とつくるかあんなん(たぶん懲りずにまたつくる)。紀文でええねん!!美味しいし安い!!ちなみに伊達巻を美味しくつくるコツは人の心を捨てて砂糖をドカンと行くことです。食べたときに思った甘さじゃなかった場合、それは人の心を捨てきれなかった伊達巻ニャン。悔い改めるニャン。
たたきごぼう
水出汁に仕事した酢(柚子釜なますで参照)、カエシをちょこちょこっとやったやつに皮剥いてアク抜いて包丁の背で叩いたごぼうをつける。つけるときに魚の荒削り節を2切れいれるとうまいニャン。
重箱2段目、海老塩銀杏、干し柿カマンベールチーズ、子持ち昆布(出来合い)、海老塩茹で、柚子釜紅白なます。白い角煮魚介味。
ポイント解説
海老塩銀杏
これはボイルした海老のボイル汁を精製塩(ぬちまーすとかそういう日和った塩を使うな、精製塩だ)と合わせて銀杏を炒っていくと海老の香りを纏った銀杏になり旨い。なお殻剥きは二度とやりたくないニャン。奴隷の仕事ニャンね〜。
柚子釜紅白なます
蕪と金時人参。仕事した酢。酢は米酢、酢橘果汁、柚子果汁に中華黒酢、椎茸昆布だしと砂糖多め塩ちょい。比率は各自深めてニャン。
白い角煮魚介味。
角煮は茶色いのもおいしいけど白いしょっぱいやつがおいしいなあと思っている。各自好きな肉で脂身と赤身がほどよく固まっている塊肉を用意したらフライパンで表面に焼目をつけて、青首大根の輪切りと昆布を敷いた無水鍋で蒸す。ある程度まで蒸したら中がまだちょい赤いうちにここまでの食材の調理で得られたエビ殻、水出汁にさらに荒削り節の残りを全て(痛風の患者が目を背けたくなる感じの)寸胴にいれて沸き立たせる。そこへブロックのままの肉を放り込んで火が通るまでふつふつの状態で煮込む。塩もモリッと入れる。グルもモリッと入れてもいいぞ。薄めの塩で仕上げて柚子胡椒で食べてもうまい。
重箱3段目
角煮の副産物大根、筑前煮。
筑前煮はカエシと出汁があったら出来る。普段作るときは麺つゆで美味しく仕上がる。麺つゆと化学調味料を信じろ。
以上おせちでした。わはは。