鬼滅の刃「冨岡義勇」の考え方を深堀りしてみた
前回に引き続き、「鬼滅の刃」のキャラクターをエンゲージメントカードを使って、深堀りしたいと思います。
今回は炭治郎の兄弟子である冨岡義勇さんです。
前回の記事
エンゲージメントカードの説明
エンゲージメントカードとは、テーマに沿って(ex.人生観、仕事、家族等)自分が優先している価値観のTOP7が視覚化できるカードです。
実際のカード
エンゲージメントとは、人の心の状態にゆとりがあり、ポジティブで充実している状態を指します。仕事では、仕事内容にやりがいを感じ、能動的にのめりこむように行っている状態を指します。エンゲージメントが高いと、個人の生産性・収益性も高くなり、最終的に仕事では会社への貢献にもつながっていきます。
詳しくはHPより、ご覧ください。
冨岡義勇のエンゲージメントカード
冨岡義勇の7つの価値観(テーマ:姉と錆兎の思いを胸に秘めて、生きていく)
今期のアニメの部分が含まれますので、注意してお読みください。
謙虚
鬼殺隊に入るための最終選抜で、優秀だった錆兎が鬼に殺され、鬼殺隊に入れなかった。その反面、鬼と対峙した時に負傷し、そのまま治療受けていたら最終選抜を通ってしまいました。さらに、柱になってからもその経験を引きずりながら、活動をしていました。その失格を除いた状態で、柱として自分の立ち位置を思考した場合、柱としておごることなく、謙虚に活動している義勇さんが浮かんできました。コミュニケーションが極度に苦手なのもあるため、分かりづらさはあると思います。
冷静さもある義勇さんなので、「謙虚」の価値観も持ち合わせていると思いました。
尊敬
過去の後悔や自分が柱として活動して良いか葛藤しながらも、錆兎や炭治郎、他の柱の良さや強さを素直に認めている。この部分が「尊敬」という価値観に当てはまると思いました。
冷静
鬼になった禰豆子を炭治郎ともに助け、さらに鱗滝さんを紹介をするところが、客観的な冷静さがあると思いました。本来であれば、この世界では「鬼 = 悪」と捉えてしまうのが、自然の流れかなと思います。しかし、義勇は「人がありたい世界」、「鬼がありたい世界」を世界の根本部分で理解しているこそ、「冷静」でいられるのかなと感じました。
義理人情
今期の「柱稽古編」で炭治郎が義勇のところに訪れました。その時、炭治郎は義勇の様子を見に行くこと、もう1つは修行をつけてもらうことが目的でした。中々、心を開かない義勇は過去の錆兎の件(最終選抜のシーン)を話し始めました。それを聞いた炭治郎でしたが、
友情・仲間
最終章まで炭治郎のことを気にかけていたところが、「友情・仲間」を大切にしていると思いました。
成長
錆兎を失ってから水柱になるまで、絶え間ない修行されたのだと思いました。アニメシーンでは、ひたすら竹刀を素振りをしていました。姉を失ったこと、最終選抜で錆兎を失ったことで、もうこれ以上大切な人を失いたくなくて、「成長」したいと思ったと捉えました。
協力
鬼と戦っている時、常に周りの柱や隊士を見ながら、行動しているように見えたため、「協力」を選びました。
いかがだったでしょうか。同じキャラクターを深堀りしても、人それぞれの見え方が異なるので、私とは違うと思った人もいると思います。私は一つのテーマに対して、自分の考え・思いを外に出す、アウトプットすることを大切にしています。誰かの気づきになったら良いなと思った1日でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。