「SNSトレンドや推し活はどこから生まれるのか?」を大学生が分析
皆さん、こんばんわ蒼葉レイです。
普段は大学生の視点でお話するZ世代のSNS事情や不登校を経験した自分だから話せる教育やメンタルの話を発信しています。
今日は現代の推し活の価値について、Z世代の大学生の視点から分析してみようと思います。
いつの時代の若者も「熱狂」を渇望している
物質的な豊かさに恵まれた日本の若者にとって、「日常的な刺激」に渇望しているというのは、1980年代に流行った「竹の子族」の流行にも、若者がTik Tokで発信することとも共通していると思います。
SNSメディアの普及に伴い、服装も均質化されつつある現代の若者にとって、「自分は何がしたいのか」を探ることは現代の課題です。
現代の若者における自己表現の在り方は、「SNSでのポジション」や「自分は誰推しなのか」を発信することにあります。
「SNSでの自分のポジション」は、情報化社会を生きる私達にとって、常に「周りとは違う自分」を突き詰めた先にある答えです。
また、「自分は誰推しなのか」を発信することは、「自分らしくいられる居場所や友人」を見つける為の手段です。
SNSでのポジションと推し活が揃うことで、共通の趣味や価値観を持った人達と同じ夢を追いかけるストーリーを楽しむことができます。
特に推し活のポイントは、「一つのことに没頭できる時間」と「自分らしくいられる居場所」を手に入れられること、つまり非日常な熱狂に出会えることだと考えます。
殺伐とした世界で希望を見出したい
推し活は、ストレスフルな社会の中で「救い」を求める感覚から生まれるものだと思います。
これは「信仰」のようなものであり、かつてAKBさんの「神7」と言われるスター集団がいましたが、ファンにとっては、「神」として信仰の対象に近しかったのでしょう。
「信仰」される対象に必要なのは、「辛い社会に希望を与えてくれる救いや癒しがあること」、「人を魅了するビジュアル」。
また、「閉じたコミュニティにある独特の文化を通して、同じ葛藤を抱える人達の居場所が生まれること」や「生きる意味を感じられない人に生きがいを与えること」がポイントだと考えます。
これは宗教にも近いものがあります。
もし、貴方が「推し活」の感覚が分からないという事であれば、宗教に救いを求める感覚に近いと考えてみても良いかもしれません。
しかし、推し活は宗教とは違います。
それは宗教は神の全知全能性や社会運動(格差や人間の不平等や不幸)と関連したメッセージを発信しますが、推し活にはそういった要素は含まれません。
推している対象が持つ悩みや苦手なことは可愛さを生みますし、推し活を通して社会や政治を変える事を目的としている人は殆どいません。
ただ、推し活の本質とは「殺伐とした世界に救いや生きがいを見出したい」という感情や「刺激の無い日常に熱狂を求める感覚」から来ているのだろうと思います。
推し活される対象になるには?
推し活の強みは、SNS運用にも応用出来るものがあります!
それは宗教が何故、世界でココまで普及しているのかから分析出来ます。
その話にも興味がある方はこちらからどうぞ!
(表だと言いづらいSNS運用の裏技が詰まっています!)
今日も最後までお読み頂きありがとうございました!
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