郡上八幡に行ってきました
3月11日、郡上八幡に行ってきました。
出発地は大阪、美濃太田までは18きっぷで向かいます。
美濃太田に着いたあとは長良川鉄道に乗り込んで郡上八幡まで向かいます。
長閑で素晴らしい車窓にうっとりしていると、1時間と少しで郡上八幡に到着。私はあまり計画を立てず行き当たりばったりで散策するタイプなので、とりあえず清流と名高い長良川、に流れ込む吉田川の方に向かって適当に歩きます。
するとなんということでしょう。川沿いに遊歩道が整備されているではないですか。前情報をあまり入れてなかったが故の嬉しい誤算です。
あまりにも綺麗な景色に感動しっぱなしでした。いやぁ、岐阜は素晴らしいところですね。これで都道府県魅力度ランキングの下位に位置しているあたり、このランキングの不毛さがよく分かりますね。
何はともあれ、レンタサイクルを利用することも考えていましたが徒歩で来て良かったです。
腹が減っては何とやら。というわけで旧庁舎記念館で鶏ちゃん定食をば。皆さん親切で居心地が良かったです。
腹も満たされたところで城下町を散策していきます。
見ての通り素晴らしい景色です。防火用水、生活用水として水路が張り巡らされているので、街の至る所から水の音がします。正しく水の都です。
自然が美しく、歴史的な街並みも保存されているあたり、所謂日本の原風景とも言えそうですね。
しかしこんなにも素晴らしいところなのに、平日だということを加味しても観光客が少なかった気がします。同じく岐阜県の観光名所、飛騨高山と比べても決して見劣りませんから、インバウンドの方とかもっと沢山いてもいいと思うんですけどね。
まあそれはさておき、今回は日帰り弾丸旅行でしたので、後ろ髪を引かれる気分ではありますがまもなく帰路につかなくてはなりません。
郡上八幡が想像以上に素晴らしい場所だったので、心は非常に満たされていましたが、私には一つだけ心残りがありました。
そう、それはもちろん温泉です。やはり旅の締めくくりは温泉に入らなければなりません。きっと広辞苑にもそう書いてあります。
という訳で長良川鉄道に乗り込み、みなみ子宝温泉駅に着きました。ここはなんと温泉施設と直結した珍しい駅なんです。降りる時に運転士さんから貰える証明書を提示すれば、たったの300円で温泉に入れちゃいます。
温泉にも入れたことで、いよいよ旅も終わりに近づきます。とは言えどうしてもお腹はすいてくるので、一度名古屋に寄り道して夜ご飯を食べます。
夜ご飯も食べ終わったことでいよいよ旅も完全に終わりです。
コンソメ味のカリカリコーンを食べながら、閑散とした車内の新快速に揺られる帰路。これこそが鈍行日帰り旅の真骨頂です。
それでは皆さん、最後までこのような駄文に付き合っていただきありがとうございました。願わくば、次の旅でお会いしましょう。