大いなる生命の輪を歩く
「The Great Hoop of Life」(大いなる生命の輪)という、
ネイティブアメリカンの教えをもとにした学びがある。
ポーラ・アンダーウッドさんによる本が出されている。
わたし自身、ご縁があって、
その学びを歩く機会を
3歩進んで2歩くらい止まりつつ、
カメの歩みのように継続している。
その中で。
人生や日々の歩みを
北東南西の輪に置きかえてみると、
北から歩みを始めて
東を通り
南を過ぎ
西にやってきて
また北に戻る
方角それぞれ、その中間にも
人生で起きることの象徴的な表現があるのだが、
今ここで伝えたいのは
西から北への歩みの途中。
西は「内省」
西北西は「葛藤」
北北西は「平和」
そして北の「知恵」へ戻る。
興味深いのは
葛藤→平和の流れ。
葛藤しているのに、
そんな次にすぐ平和が訪れるの!?
とわたしは思ってきた。
葛藤の後に、平和にたどり着くまでに、
もう何ステップがあるのではないかと。
けれど、人生にはいつも
素敵なスパイスがある。
西北西は「葛藤」と
北北西は「平和」の間には
新しい波、新しいエネルギー、
ある意味、予期せぬ何か新しい風が吹き込む
『風穴』がある。
もう頭も心もいっぱいならば、容量オーバーで弾けてしまう前に、
『風穴』から手放せるものは外へ出そう。
深刻で神妙すぎて、
誰も発言できなくなっている話し合いの場で、
誰かがおっきなオナラをして笑うしかなかったり。
悩みいっぱいあたまが堂々巡りしている道すがら、
目の前から歩いてきた、
絶対避けて通りたくなるようなすごく怖そうなヤンキーのおねえさんが突然、
ぽんっとおでこに触って、
「ほら。前向いて歩かないとあぶないよ。」と優しく声をかけてくれたり。
(↑わたしが中2のときに実際にあったこと)
そんなとき。
はっとして。
それまでの緊張がふっと解けて、
あ、今ここ、
この現状を受け入れた分だけ、
「わたしの平和」が広がったんだ、
と実感できる。
わたしが宇宙人を受け入れられたのも、その風穴の作用が大きかったのだと思う。
その風穴となってくれた存在、
意識という作用を根気よく、いろんな角度から、
腑に落ちるまで伝えることをしてくれたメンターがいるから、
今のわたしはようやく、次のステップへ歩みを進められる。
堂々巡りから、ようやく抜け出せた。
そして、この不思議なくらいの変化が
わたしを成すちからとなる。
宇宙と宇宙人と
知恵深い先人たちに
感謝を込めて。