30.のどが痛い。スパイスで丸薬を作ってみた。
皆さまこんにちは。
風邪をひきました。喉の痛み、鼻水が止まらない、頭がボーッとする症状です。アーユルヴェーダで捉えると、風邪も体内の毒出しです。「今年もこの季節が来たな~」と考える事が出来るようになり、風邪程度では慌てなくなりました。
アーユルヴェーダ勉強中故、ホームレメディや生活習慣+αを取り入れて対処法を考えます。てか、具合悪いはずなのにアーユルヴェーダの知恵を生かす時がキタ!!って逆にワクワクする自分がいる。笑。
今回は、鼻うがいしたあと、乾燥を防ぐため、鼻にキュアリングした太白ごま油を数滴たらす。のどが痛いから水にクミンシードと塩を入れて煮たものでうがいする。(クミンは喉の痛み等に適応有。)そして、体調不良時は休養一番。食事は消化しやすい食べ物で摂取。(これは万国共通)痰が詰まってきたらトリカトゥとはちみつを練ったものを食したりしましたよ。
だがしかし。病院にて平熱でも感染症検査したら、コロナ陽性!!でした。
おおぅ。ウィルスでしたか…。
陽性が分かった当日、息子も発熱。ウィルスも生き物。生き残りをかけて人間の体内に寄生し住処を探すわけよね。
私は仕事病欠。息子は学校欠席し、喉の痛みと鼻詰まりのためリモート授業を受けた。(これは欠席というのか?私の学生時代と違うから分からない)
生姜湯に殺菌作用あるシナモン、冷えや去痰作用のあるブラックペッパーシードを入れて煮る。温性でヴァータ季節向けのラサ(味)、酸味の生レモンを搾り、40℃以下になってから、はちみつをいれたオリジナル?ティーを2人で飲む。
そして、そして。
今回、「アーユルヴェーダ心地いい暮らし」著者、ブラフ弥生さんが紹介していた、”のどのケアにデーツの丸薬”というレメディを作ってみた。
材料は、デーツ、ジンジャー、シナモン、ロングペッパー、アムラ、塩。デーツはお湯で少し柔らかくしてから適用のスパイスを入れて一緒に練る。
では、実食。
「〇✗§×ΓΔΘ⋇δΣ‰------ウふヮっ。」
THE・漢方薬の味!(*'▽')
デーツの甘み、生姜とヒハツの辛味、アムラの酸味、塩味とシナモン甘苦味が混ざって、5味がこの小さな粒に集合した。下に残る一番の味は辛みと酸味。これを同時に味わった経験は、酸辣湯しか思い出せない…。しかも、その酸味は酢ではなく、アムラという私が食べ慣れていない果物であるところに美味しさは感じない。ただただ酸っぱい。
これはホームレメディ。薬です。
この丸薬を口にし、白湯を飲む。
喉かカーっと熱くなる。鼻の通りがよくなる。呼吸が通る。痰が出てきた。そして咽頭を超えて体がポカポカしてきた。効能有り!
息子は、
「これって芸人が罰ゲームで食べるやつなんじゃない?」
「こんなの学校で出せば、食べれるの俺くらいしかいないな。」(何の自信?笑。)
息子もこの丸薬、効果ありました。食後、詰まった鼻水が出てきてました。ただし、味覚ついて一言添えるのであれば、息子は普段から袋菓子や辛みの強い袋ラーメン、冷凍食品などを好むため、この味の主張が強い丸薬を嫌がらない強者だった。私はこれを食べて、むせ込んだし、涙も出たよ…。
デトックス、デトックス…。
おかげさまで風邪症状はほぼ抜けました。
セルフケア、大事ですね。
師走、何かとお忙しいと思います。
皆さま、お体ご自愛ください。
それではまた。