ヤクルト1000を飲んでみた

今、話題になっているヤクルト1000。
よく眠れるという噂を聞いて、それなら是非飲んでみたいとコンビニやスーパーを見て回った。
というのも、私は睡眠が浅いのか1日8時間以上寝ないと寝不足状態になってしまうため、深く眠って睡眠時間を削りたいと思っていた。
が、ヤクルト1000の値札はあるものの、肝心の物がない。話題になっているので売り切れているのだ。
そんなある日、ふと立ち寄ったコンビニにヤクルト1000が置いてあるのを見つけ、夫と１本ずつ購入した。

その夜、夕飯を食べ終えた後に購入した1000を飲んだ。
味はヤクルトそのもの。甘い。でも美味しい。
そしていつも通り風呂に入り、洗濯をして子どもたちと一緒に就寝した。

翌日はスッキリと目が覚めた。
すっぽん小町を常飲しているため、普段も寝起きが悪い方ではないのだが、いつもより、さらにスッキリ目が覚めた。
そして、日中も体が軽い。

1本でこれだけの効果を感じることができたが、毎日飲んでいる人も多いという。
しかし、まとまった数を購入するには、ヤクルトレディを見つけなければならない。ヤクルトに持ってきて欲しいと電話すれば快く持ってきてもらえるのは分かっているが、これまた飲み続るかどうかも分からないので躊躇してしまう。
ヤクルトレディ。
私の中で、RPGに例えると、ある一定の時間にしか現れないが、先に進むための重要な鍵を握っている人物のような存在になってしまった。
ましてやここは農村地帯。徒歩で販売しているヤクルトレディなんているわけがない。

そんなことを考えていた1000デビューの2日後、保育園の駐車場でレディに遭遇した。
今までも時々車が停まっているのを見たことはあったが、こんなに早く出会えるとは思っていなかった。
ヤクルトの車を横目に、「息子を連れて戻るまでいますように！」と祈りながら園内に入った。
早々に息子を引き取り、駐車場に戻ると

（……まだいる！）

私はそっとレディに近寄り、言った。
「…ヤクルト1000有りますか」
レディは少しにやりと笑い
「ありますよ」
と、７本パックのヤクルト1000を手渡してくれた。

やった！ついに７本のヤクルト1000を手に入れた！

子どもたちに飲まれないよう、子供用にもう少し安いヤクルト（７本パック）も購入し、嬉々として帰宅した。
子供たちもヤクルトが飲めて嬉しそうだ。

その夜もヤクルト1000を飲んで就寝した。
が、思ったほどは眠れなかった。
眠れなくて辛いというわけでもないのだが、ちょこちょこと目が覚めてしまう。
しかし、目覚めは悪くないし、体もスッキリしている。

ということは

１本目でぐっすり眠ることができ、その寝溜め分（？）がまだ残っているのだ。
私の場合は数日に１度飲めば、十分にその効果を感じられるのかもしれない。

ちなみに、悪夢を見るようになると言われているが、私の場合は夢を見なくなった。
普段は毎日のようにはっきりとした夢を見ていたので、ここだけは逆の結果となってしまった。

それでも、長年悩んできた睡眠時間の短縮に一役買うかもしれないと思うと、１本150円も高くない。
もうしばらく飲んでみて、自分の体調を観察していきたい。

またレディに出会えますように。