精神障害ありの方がリモートワークをするのに知っておきたいポイント。
まずは私の情報。
双極性障害2型。30代後半。
上がっても気分が良い程度。落ちると動けなくなる(最低限の生活はなんとかできる)
手帳はないので2023年に業務委託のクローズ就労、2024年に契約社員に。
事務の仕事を幅広くしています。
そんな私が1年強フルリモートで働いて、思ったことをまとめてみました。
通勤がない
個人的には最大のメリットだと感じています。
片道1時間として、1日2時間の余裕。
私の場合、 朝の1時間の余裕は睡眠に消えがちですが…
ただ、その分運動量も著しく落ちます。1日の歩数が本当に少なくなりました。
動くことでストレス解消になる部分ってあると思うので、散歩するとかで上手く補う必要が出てきます。
コミュニケーションのペースと内容
質問する相手が隣にいる訳ではないので、不明点を聞いてもすぐに返ってくるとは限りません。
そのせいで自分のペースを保ちにくくなることもあります。
また、チャットツールやZoomなどの対面、メールなど方法はいろいろですが、基本的に業務の話がメインになります。
もちろんちょっとした雑談もありますが、同僚との距離の縮め方みたいなところは工夫が必要になってくるかと思います。
最低限のコミュニケーションだけでいいという方には問題ないですね。
私はもう少し距離を縮めたいなと思っちゃったりはします。
それでも長く一緒にやってると、少し距離が縮まる気もします。
ただ、最低限のコミュニケーションだからこそのコミュ力は必要になる部分があります。
これは、慣れの部分も大きそうです。SNSやnoteの投稿でも鍛えられると思います。
そもそも仕事への考え方について
リモートワークって、好きな場所でオシャレに働けるみたいなイメージないですか?
私はあります。(笑)
カフェでコーヒーとジャズと共にパソコンカタカタ、みたいな。クリエイティブな雰囲気で。
私は事務の仕事とライティングの仕事をしましたが、基本的にオシャレ感はありません。泥くさいです。
一生懸命やって、少し報われたらラッキーみたいな。
仕事内容は違うのでもちろん全く同じではないですが、結局出勤してた頃と同じなんですよね。
世間が遠くなる
家族としか話さなくなります。
最低限しか外に出なくなります。
休職中だとそんな生活なこともあるかと思いますが、気を付けたいのがここに仕事のストレスが乗っかること。
ミスしたことを笑いにできるような相手がいれば精神も保たれそうですが、一人暮らしだと沈んでしまうかもしれません。
せめて休日は外に出たいところですね。(自戒を込めて)
オンとオフの切り替え
このあたり、私は苦手ではないようなので大丈夫でしたが、苦手な方は要注意です。
特にオフをちゃんと切り替えないと、いつまでも仕事してるなんてことになっちゃいます。
何時まで、ってちゃんと決めて仕事するのがよさそうですね。
脳の仕事モードが切り替えられないのもちょっと困りものです。
個人的には、「オフのときに仕事のことを考えすぎない」がいいラインのようです。
「明日これとこれがあるな」ならセーフ。
「この仕事どうなっただろう…あー気になるもやもや」になるとアウトです。
まとめ
リモートワーク、いいと思います。
でも、手放しでいいと言えないところがあります。
特に、ほんとに人と話さなくなるので、そのあたりが気になるからです。
もちろん人によっては違うポイントがネックになることもあるでしょう。
ただ、やってみないと分からない部分もありますよね。
そもそも、リモートワークの求人ってなかなかないですよね。あっても倍率がすごい。
私もとても苦労しました。
求人数は去年と比べて微増らしいです。このまま定着してほしいところです。