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自分の欠点とどう付き合っていくのか
人って変わる
人って変わらない
どちらも言いますよね?
最近思うのが、
変えたくても「変わらない」ところってあるんだな、ということ。
ここが変えられたらもっとうまく行くのに、、
そんな「欠点」とどう付き合っていくのか。
考えてみたいと思います。
空気が読めない
私の欠点は、空気が読めないところです。
よく言えば、正直なところ。
今はだいぶ「マシ」になりました(つもり)。
失敗は数知れません。
まだ私が、20代前半だった時のこと。
私は設計事務所に勤めていて、
その日は喫茶店で、事務所の所長とお客さんと私の3人で
打合せがありました。
店員さんがメニューを持ってきました。
私が食べたそうに見ていたんでしょうね、、パフェのページ。
所長が「良いんだよ、好きなの頼めば」と。
んで、私パフェ頼んだんですよ。
あとの二人はコーヒー。
お客さんとの打ち合わせ、ですよ。
パフェが溶けないか、打合せどころではありませんよね(笑)。
子供かっ?
どんだけ常識ないの?
お客さん、どう思っていたんでしょうね、、
今思い出しても、赤面ものです。
いやー、今の若者はちゃんとしてる(笑)
仕事の打合せで、パフェのことしか考えてなかった私。
この設計事務所では3年くらいしか働いていなかったのですが、
今もたまに事務所へ遊びに行きます。
少し前に、しばらくぶりに行ったとき、
「所長が死んだらいけないから、会っておこうと思って来た。」
と言ったら、所長だけが「ガハハハ」と笑い、
他のスタッフの方は、みんな凍り付いていました。
所長は70歳過ぎて今もなお、バリバリ現役です。
いや冗談なんですよ!
でも他の方の凍り付いた顔を見て、落ち込みました。
「あ、まずい、、」と。
遠慮が苦手
次に、遠慮が苦手です。
何か勧められても、すぐに手を出さないのが日本人ですよね。
ランで出掛けても、パン屋さんとかのお店に入るのを
皆さん譲り合います。
そんなとき、一番先に入っちゃう。
だって早く見たいんだもん。
誰かと一緒に歩いていても、絶対に先を歩いてしまいます。
道を歩いていて遅い人って、歩きスマホか、
何人かで一緒に歩いている人ですよね。
お互いに配慮しながら歩くので遅い。
こういうのも苦手です。
気遣いが苦手
私の友人で、気遣いのとっても上手な人がいます。
誰かが重い荷物を持っていると、さっとさりげなく手が出る人です。
こんなとき、私の場合
「持つよ」と言って手を出し
「大丈夫」と言われると手を引っ込めてしまいます。
そもそも空気が読めないので、私の気遣いが正解なのか
自信がないんですよね。
「お願い」と言ってくれれば助かるんですけど。
友人のことは、ステキだなと思います。
そして、出来ない自分に落ち込みます。
でも、治らないんですね。
もういい大人なのに。
我慢できないことは我慢できない
以前こちらで書きました。
就職のほぼ決まった会社で、女性は「制服着用」とわかり、
その場で採用を断りました。
肌色のストッキングをはいて、
紺色のミニスカートとブレザーの制服を着るのが
絶対にイヤだったんですね(笑)
離婚を決意した時も、
「こんな場所で生きていくのは絶対にイヤ」
そう思いました。
また、以前勤めていた会社はいわゆる典型的な旧来型日本企業でした。
上司の言うことは絶対でした。
上司のいうことが、完全に「明後日のほう」を向いていても、
誰も異論を唱えませんでした。
「上司にうまく取り入って、結果自分の意見を通す」
これが「大人」というもの
随分教えられました。
この頃の話です。
意見の「中身」ではないんですよね。
中身の議論ができるくらいなら
「明後日のほう」の指令が突然降ってくることはないのです。
結果、3年無駄にしました(笑)
上司は変わるしね。。
共通言語の持てない人とコミュニケーションて、無理。
気付くのが遅すぎました。
アホ、私。
何だか今の私のテーマ「適応力」と
矛盾している気がしないでもないのですが。。
自分が納得してやれるかどうか。
納得できないことはやれないのです。
イヤじゃない場所を探すために
「イヤじゃない場所」で生きていくために、転職なんかをする。
とてもネガティブな理由ですよね。
しかし、この歳になって思うのは、
「どうしてもイヤ」「合わない」という場所ではない場所を見つけるためには、人は必死になるということ。
それが、結果的には「成長」といえるものだったり、
自分の幸せを見つけることになるのではないでしょうか。
直らないのなら、合う場所を探す。
これが欠点との付き合い方なのかな、と思う今日この頃です。
欠点を許してくれる人が回りに残る
今付き合っている私の周りにいる人は、
私の欠点を許してくれる人だなと感じます。
「死ぬ前に会っとかないと」と言っても笑ってくれる人。
「合う・合わない」なのか、
その人の懐が深いのか。
おそらく、両方。
私の欠点を許容してくれて、ありがとう。
こんな私と付き合ってくれてありがとう。
時には感謝しようと思います。
とはいえ、時々怒らせているかもしれないから
気を付けようと思います(笑)
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