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ペースメーカー植え込み術(PMI : Pacemaker Implantation)

ペースメーカー植え込み術は、臨床ではペースメーカーインプレション。略して ”PMI ” と表記される。挿入後は、設定(例 DDD60-120 )の波形と心拍数が出ているかを確認し、患者さんが管理を出来るように指導介入していく。

✅設定

PMの役割は、心臓の足りない刺激を補う為、心臓にリードを挿入し刺激を与え、心拍出量を保つように動く。臨床でよくみるのが、心房と心室の両心リードで、 

”D(刺激は、心房と心室の両方) D(感知は、心房と心室の両方) D(反応は、同期か抑制か)” 

”DDD” と表される。

✅波形と心拍数

センシング(感知)とペーシング(刺激)があり、設定より早いタイミングで自己脈を感知すると刺激は1回休むということになる。例えば、DDD60-120。この設定では、下限が60回で上限が120回ということ。下限以下にならないよう刺激がでて、上限は1分間に心室ペーシングできる最大回数となる。

✅管理

自宅に帰ってから、PMが正常に作動しているかを確認するために挿入後には検脈を患者さんに行ってもらう。検脈とは、患者さんご自身で脈を触れてもらい1分間測定し、下限レート以下になっていないか確認すること。

自宅に帰ってからの管理が重要なため、患者さんができなければ家族に指導するなどしていくことが必要となる。しかし、最近コミュケータ―という送信機導入されつつあり負担も軽減されていくようになるのではないかと。この送信機は、PMの波形を読み取り病院へ記録していく仕組みらしいです🥚


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