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母親が嘆きながらやっていたことを、鼻唄まじりで出来るようになりたい。



人って「ハード面」と「ソフト面」があります。



ハード面は目に見える行動。
仕事をする、ご飯を作る、洗濯をするなど。



ソフト面は内面や態度。

一見面倒くさいことも
自分なりの意義や楽しみを見つけて行えば、
その人から明るい風が吹く。
その風はまわりにとてもいい影響を与える。



いくら頑張っても認められないという人は、
きっとハード面ばかり極めて
ソフト面がカラカラなんです。



人にはソフト面もあることを知れば、
自然と自分の心や身体を整える時間をつくるようになります。
その結果ハード面で無理をしなくなります。



私の母はハード面に偏った人でした。


いつも

「あれをやらなきゃいけない」
「あぁ面倒くさい、つらい」
「あれがない、これもない」
「こんなに頑張っているのに誰も味方してくない」

と嘆いてばかり。



私は内心、

「誰もそんなに頑張ることを求めてないのに。
家事も仕事も手を抜いていいから、
いつも穏やかでいてくれるだけでいいのに」

と思っていました。


▽母親の呪いを解いた言葉の魔法。



そして母はいつも無理をしているか、
一日の間に異常なほどドラマを見たり、
暴食に走って現実逃避をすることでストレス解消している。



私から見るといつも刺激を入れっぱなしで、心にスキマがないんです。

内省もしないし、上手くいかないことはすべて他人のせいにするので学びがなく、何度も同じ失敗や争いを繰り返しています。

現実逃避をしている時は一時的にハイになっているけれど、また現実に戻ればブスッとしています。



辛口ですが、家や職場でブスッとしているだけで「公害」並みの有毒ガスを発しているんです😂笑


小さい子どもだったら、
「自分のせいでママはいつも不機嫌」と
思ってしまうとあるあるですね。



そんな母親から育ったおかげか、
私は私でソフト面ばかりに偏り(心理学やスピリチュアルに傾倒していた)
ハード面(行動量)が足りないところがありました。



そのことに気づいてから最近は行動的になり、おかげで病気も良くなったしバランスがとれてきたと思います。



母が嘆きながらやっている料理も
寒い日の犬の散歩も
人とのコミュニケーションも、
心と身体を研ぎ澄ましていれば自分なりの成長ポイントや楽しみを見つけて鼻唄を歌いながらこなすことが出来ます。


もちろん人間ですから完璧ではありません。
最近は寒すぎて犬の散歩がつらい。笑


けれど独り言で「ちょっとしんど~」と言うくらい。


不機嫌をまき散らしても、
人とぶつかり合って余計に増幅するだけです。

自律神経が乱れたり機嫌が悪くなった時は
一旦自室にこもってニュートラルな状態に戻します。



機嫌が悪くなってもいいんです。



ただ人間にはハード面だけでなく
ソフト面もあること。


ニュートラルな自分への戻り方を知っておけば
「機嫌が悪い瞬間の割合」を減らし、
「おだやかな瞬間の割合」を増やすことが出来ます。

そして、それがそのままその人の印象になります。



私の母は愚痴7割、ハイテンション1割、
落ち込み1.5割、おだやかな時が0.5割って感じです🙄笑


私はニュートラル8割、
他の状態2割が目標です。
激しい感情はスパイス程度でいい。



私はまだ結婚も育児もしていないので
それをきちんとこなした母のことは、
私よりも全然すごいと思っています。


ただ小さい頃から私の受けた精神的損害は大きく・・・。笑


おかげで「内面を整える」ことの大切さを学ぶことが出来ました。
そういう意味では母に感謝です🙂‍↕️

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