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「ビジネス」とは何か? 2022-03-02
さて、今日は。
朝起きて、いつもより長めの散歩をしてみました。
引っ越して数日ですが、足を踏み入れたことのない方向に進んでみると、なかなかの傾斜道で朝から良い運動でした。
で、午前中は家のことをして過ごして、午後はミーティングに参加したり、次年度のスケジュールを揉んだり、夜にも少し面談をしたりな一日でした。
で、そんな中、「ビジネスってどう意味なんだっけ?」とふと疑問が沸いたので、今日はそのお話です。
何となく、、、
「ビジネス → Business → busy → 忙しい・・・仕事は忙しいものだ!」
みたいな公式が成り立ちそうな気がしますし、「忙しい」という字は「心を亡くす」と書くので、「ビジネスは非情なものだ」みたいに捉えられても自然な気もします。
あとはイメージで、「お金が絡むもの」で「なんだかイヤらしいもの」みたいな印象を持たれる方も少なくないと思います。
が、これは的外れのようです。
Business の語源は、「bisig」という古代英語で、これには「世話をする」「心配する」というような意味があるそうです。
※正確な記事はパッと出てきませんが、いくつかのサイトから上記が有力なよう。
※「busy」も語源は一緒。違う意味で派生したらしい。
「世話をする」「心配する」というのは、他者を思いやる行為や心の動きなので、「ビジネス」というのも意味的には「他者のためにやること」と捉えて良さそうです。
そうすると、日々のミーティングや目の前の業務の行き着く先は「誰かのため」になっていることがビジネスの基本ということになります。
言い換えると、「誰のためか?」ということを考えずに進んでいる仕事は、ビジネスと呼んではいけないのかもしれません。
あと、もうちょっと踏み込むと、「世話をする」「心配する」というのは、見返りを求めない動きでもあるように感じます。
世話をし続ける、心配し続けるためには、ある程度の体力が必要なので、そのための対価としてのお金は必要なので、ボランティアとは違うと思うのですが、
過剰な利益を追求する行為というのもまた、ビジネスではないのかもしれません。
だんだん、ビジネスはお金稼ぎのことで、非情なものだ、というのは薄れてきました。
むしろ、お金を稼ぐことと同時に、お金を払うことだってビジネスの一環であり、お金が回ることで、お世話や心配がくりかえされていく、そういう温かいものがビジネスだったりするのかもしれません。
当たり前のことかもしれませんが、サービスを考える時、提供するとき、受けるとき、物を作るとき、物を売るとき、買うとき、それぞれのタイミングで「誰のためになってる?」と考えることがビジネスに携わる上での大前提なんだなぁと、改めて認識することができました。
ということで、今日はこの辺で。
2022-03-02
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