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予期せぬ配属先...私はこうして乗り切った。21卒の配属式で語ったメッセージが金言だらけだった件。【20卒新人賞スピーチ】

「配属発表の記事なのに、21卒についての話がメインじゃないの!?」
という声も聞こえそうですが、特に新しい環境に挑戦される方や不安と希望に満ちた新卒社員の方にはオススメの記事です。

2021年4月30日(金)AnyMind Japanでは21卒の新入社員メンバー全員に向けた配属発表が行われました。

晴れて17名の新卒メンバーの所属が決まる配属式はオンライン参加が主だったものの、先輩社員を中心にWelcomeムード満載のイベントとなりました。

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そんな中、本日お届けするのは21卒の一つ上の先輩にあたる20卒のMinoriからのスピーチについてです。

彼女は東京オフィスの20卒同期の中で、1年間最も活躍したメンバーに贈られる「Rising Star AWARD」(いわゆる新人賞)を受賞。
配属発表では社員を代表して、1期下の新卒メンバーに向けてのメッセージということでスピーチをしてくれたのですが、そのスピーチが本当に金言だらけでした。

是非、最後までご覧ください。

はじめに

皆さんこんにちは。2021年度のRising Star AWARDを受賞させていただいた、Publisher Growth事業部(PG)のMinoriです。
まず、この度はこのような素晴らしい賞をいただきありがとうございます。とても光栄に思います。

私が新人賞をいただいた背景には、入社当初何もわからないところから教えてくれたPGの皆さんがいて初めて成り立つものであると思っていますし、尊敬している同期が9人いた中で受賞できたことにとても価値を感じています。

先日、全社イベントで発表いただきましたが、その時は驚きと緊張でうまく話せなかったので、今日は新卒の皆さんに向けてタメになる話をできたらと思い、いくつかお話を準備してきました。配属先のことで頭が一杯かと思いますが、是非皆さんのためにも聞いていただけたら嬉しいです。

配属された部署は実は第2希望だった...。 でも。

私もちょうど昨年の今頃は配属発表を迎えていました。
当時は、第一志望にD2Cソリューションズ事業部、第二志望にPG事業部と出しましたが、配属発表でPG事業部と言われました。

もしかしたらいまここにいる皆さんの中にも、自分の希望の部署ではない部署に配属された、という方もいらっしゃるかもしれません。

そこで、今日私からお伝えすることは以下の2つです。

1. 想定外の事業部配属から、どのように気持ちを切り替えたのか
2. Rising Star AWARDをもらうために実践した3つのこと

私なりの観点でポイントをお伝えします。


1. 想定外の事業部配属から、どのように気持ちを切り替えて頑張ったのか?

1つ目に想定外の事業部配属から、どのように気持ちを切り替えて頑張ったのか?という点でお話しします。

私の場合は、第一志望にD2C事業部を希望していたのですが、惜しくも配属されなかったので、当時は本当に悔しい気持ちになりました。

でもその一方で、配属されたからにはPG事業部で成果を出して見返してやると思いました(笑)

希望が叶わなかった、ということをくよくよ考え続けるのではなく、改めて配属された事業部の魅力について考えたり、次に自分が何をしたら良いのか?という未来について目を向けるようにしました。

PG事業部で働き始めた直後は、自分にできないことがとても多く「楽しい」と感じられる時間が少なかったです。当時は自分にないものを取りに行くのにかなり必死だったと思います。

でも、徐々にできることが増えていくと仕事に対して楽しさを感じられるようになりました。

これから皆さんがどんな部署に配属されても、今持っていないスキルが身につけられたり、どんな部署でもそれぞれの事業の面白さにどんどん気づいていくと思います。なので、未来に目を向けて、それぞれで頑張っていって欲しいです。

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2.Rising Starをもらうために実践した3つのこと

2つ目に、私がRising Star AWARDをもらうために実践した3つのことについてお話しします。

2-①「正しいアピールをする」こと

自分をアピールすることは、とても大事なことです。
ただ、アピールの場というのは、自分の言いたいことを伝えるだけの場ではなく、上司の考えていることや自分への期待値を確認できたり、現状の自分へ何かしらのフィードバックをもらえる時間だと思っています。

具体的に私が行ったことは、月ごとの自分の実績とチームの実績をそれぞれグラフ化し、自分個人としての実力について積極的にアピールしました。

上司にアピールをすると、たいていはその場で「そのアピールが妥当なのかどうか」フィードバックがもらえるので、改善点は素直に受け止め、次回上司と話す時までに少しでも期待値に近づけるよう改善しました。

なので、ただただ自分の意見を主張するのではなく、相手からの期待値を把握し、正しいアピールをすることが大事だと思います。

2-② 「ピンチをチャンスと捉える」こと

自分にとってできることをいつも通りやっていると、その分のポイントは通常通り積み上がります。でも、さらに、いつもとは違うピンチ状況を乗り越えた時には、ボーナスポイントが加算されるみたいなもので、グンと点数が積み上がるイメージです。

なので、誰もがこのボーナスポイントを欲しいとは思うのですが、現実でピンチがやって来た時には、本当にピンチ状況なので、この思考の転換が出来なくなってしまいます。

では具体的に。
私の話なのですが、配属されて3ヶ月程経った頃、まだまだ出来ないことがたくさんある中で、当時大きな案件を次から次へと複数任されるようになり、時間的にも能力的にもぱつぱつな状態でした。悔しさから涙を流したこともありますし、もちろんギブアップを考えたことありました。

でもそんなピンチな中、 “この状況を乗り越えれたら今の自分より成長できるんじゃないか?” と思い、どうしたら効率的に動けるかを先輩を見て学んだり、それまでコミュニケーションをとったことがなかったエンジニアの方の協力を得たりして、乗り越えることができました。

この様子を近くで見てくれていたチームや部署のみんなからは、信頼を獲得できたり大きな案件があったときには私に振ってもらえたりと、結果的に良い方向へ繋がりました。

ピンチな状態に陥った時に、辛くて投げ出したくなる気持ちになりますが、それを自分が成長できるチャンスと思って乗り越えれば、またひとまわり成長できると思います。

2-③ 「すぐにできなくても、焦らず行動し続ける」こと

仕事をはじめると、分からないことや、身につけないといけないスキルが山ほどあり、「短期的に成果が上がらないな」と感じることが出てくると思います。はたまた、自分の持ち味を生かす方法がうまく見つからない、という場合もあるかもしれないです。

そんな時、私は “焦らず行動し続けること” が大事だと自分に言い聞かせて乗り切っていました。

アニメの主人公も、”主人公”になり切るまでは実際のところ時間がかかっているんですよ。例えば、昨年からヒット中の鬼滅の刃

(家族を失った復讐で自ら鬼を倒していくという物語ですが、)主人公の竈門炭治郎が一人前の鬼狩りになるのに訓練した期間は、アニメでは20分くらいで終わりますが、実質2年間だったんです。あと、最近完結した進撃の巨人も、主人公の3人が訓練兵だった期間は3年間なんです。

なので、これから先皆さんが、「今やっていることは正しいと思うけどなかなか結果が出ない」とか、「周りのみんなはできているのにどうして自分は・・」と思うことがあったら、『焦らず行動し続ければ、いつか必ず自分の持ち味を生かして成果を出せるようになる』と信じて続けてみてください。

1日でも早く成長したい、とは私も思っていますし、皆さんも成長したい、とか、上司に認められたいという気持ちはすごく強いと思います。

うまくいかないなという時は、”焦らない”という点を思い出してみてください。

以上が、私が「Rising Star」をもらうために実践した3つのことです。

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最後に

最後に今回代表して私からスピーチさせていただきましたが、私だけでなくAnyMindの全メンバーが皆さんのジョインを楽しみにしていて、これからの活躍を期待していると思うので、自信を持って配属先で何事にも積極的に取り組んでいってください。

私からのメッセージは以上です。

いかがでしたでしょうか?
思い通りに行くことばかりではないと思いますが、そんな中でも考え方をシフトすることで、自身の成長や状況の改善はしていけるという学びを与えてくれたMinoriちゃんのスピーチでした。

確かに竈門炭治郎もエレン・イェーガーの2年以上は確かに物語にさくっとしか描かれない鍛錬の期間があるんですね。
元気をもらいました。

改めて21卒の皆さん、どうぞよろしくお願いします!

それでは、次回以降の記事もお楽しみに!!


文・編/ カザマモトヒロ(Communications)


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