自分に合った紅茶の選び方~導入前編~
こんばんは。ぼちぼち三日坊主を脱出できたと息巻くすみです。
そろそろ実用的な記事を書くべきなんじゃないかと裏で誰かが話してる気がするので、今回は紅茶の選び方のお話です。これから紅茶を嗜みたい、興味はあるけどどこから入ればいいか分からない、そんな人の一助になれば嬉しいです。
導入その1 紅茶って何者?
まずは紅茶について、さっくりと触れます。
紅茶といえば、ダージリン、アールグレイ、セイロンあたりは見たことがある方も多いでしょう。
銘柄だけで言えば数えきれないほどの種類がありますが、その大元は唯一。「チャノキ」と呼ばれる植物の茎や葉っぱを発酵させたものです。
このチャノキという植物の葉は、日本人に馴染み深い緑茶の元でもあります。発酵させないのが緑茶、発酵させるのが紅茶です。(ちなみに半発酵状態なんてのもあります。誰もが知っているウーロン茶こそ、半発酵茶の代表格なのである。)
導入その2 紅茶って何種類くらいあるの?
それでは、紅茶は何種類に分けられるのでしょうか。ここからはすみの主観も混ざってきます。(というか種類が多すぎていくらでも細分化できる)
まず、ざっくり後から香りをつけるかつけないかで分けられます。後から人工的に香りをつけた紅茶をフレーバードティーと呼びます。紅茶にベルガモットの香りをくぐらせるアールグレイは、恐らく最もポピュラーなフレーバードティーです。フレーバードティーの多くは創った紅茶専門店が命名するため、キャッチーな名前が多い印象です。
一方、香りをつけないタイプは、ほとんどの場合、地名や茶園の名前がつきます。ダージリンはインド西ベンガル州にある地名だし、セイロンといえば、スリランカのある島の名前です。但し、複数の茶葉をブレンドした銘柄は別の名称がつきます。(イングリッシュ・ブレックファスト、アフタヌーンティー等)こちらはブレンドしないピュアティーに対し、そのままブレンドティーと呼びます。
ブレンドティーの特徴は、複数の銘柄を使用することで、仕入価格の影響を受けにくく、安定して供給できることです。リプトンや午後の紅茶なんかはブレンドティーです。パッケージをよく見ると、味によって使っている茶葉が違います。
銘柄については、そのうちまた個別記事を作ります。
導入前編まとめ
・緑茶と同じ茶葉を発酵させると紅茶になる
・紅茶の銘柄は地名や茶園の名前が使われる
・紅茶には後から人工的に香りをつけた銘柄がある
・紅茶にはブレンドしてからパッケージされる銘柄がある
後編に続く