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ホットスポット。

2025年1月スタートのバカリズムさん脚本のドラマ「ホットスポット」。第1話を観ました。

【あらすじ】
地元のビジネスホテルで働く遠藤清美(市川実日子)41歳。支配人の奥田(田中直様)の元、同僚の由美(夏帆)、えり(坂井真紀)、高橋(角田晃広)らと平凡な日々を過ごしていた。そんなある日、清美は交通事故に遭いそうになり間一髪のところで宇宙人に命を救われる。絶対に他言無用の”その秘密”を、我慢できずに幼馴染の葉月(鈴木杏)と美波(平岩紙)に話してしまったことから、平凡だった清美の日常が変わり始める…


いやーーー、最高。

こういう良質のドラマや映画の作品に出会うと本当に製作陣の皆さんに感謝したくなる。年明けから心が満たされる作品を届けてくれてありがとうございます!!


最強のキャスト陣

今作のキャストの皆さんがこちら。

夏帆さんや野間口さん、野呂佳代さんといった“バカリズム組”とも言えるおなじみのキャスト達の安定感&安心感。

今回主演を務める市川実日子さんはバカリズムさんの作品は初出演とのことで、もはやそれが意外なくらいバカリズムワールドに馴染みまくっておりました。「アンナチュラル」や「大豆田とわ子と3人の元夫」でも好演されていたし満を持しての主演ではないでしょうか。

そしてバカリズム脚本の長尺のコントを東京03の角田さんが演じるという贅沢。「もう絶対この役は角ちゃんしかいないのよw」と思いながら観ていました。

鈴木杏さん、平岩紙さんとの幼馴染3人でのシーンも良いんですよね。「ブラッシュアップ」でのそれも本当にお見事でしたが引き続きという感じで。


あの空気感

今回、バカリズムさんとあの『ブラッシュアップライフ』の制作チームの再タッグだそうですが、それも完全納得な空気感。

台詞(会話)やセット(ロケ地)、細かな調度品など「とある町に暮らす人々の日常」を描くディテールが秀逸でずっと観てられる。

富士山の麓にある町のホテルやファミレス、地元の喫茶店やスーパー。そして全国津々浦々に存在している当たり前のようにチェーン店が立ち並ぶ幹線道路の風景。

これからまだまだ出てくるであろうその風景達は僕らの記憶の中のどこかにもいる風景なのです。


ダウ90000感。

ホテルの従業員である市川実日子さんと夏帆さんがフロントに立ちながら会話をする様子が、昨年再演され話題になったダウ90000の「旅館じゃないんだからさ」の冒頭のシーンと重なりました。

なんのことはない、結局こういう会話劇が大好物なのです僕は。

そろそろ蓮見さんにもこういうドラマ書いて欲しいよなぁ…と妄想。

それこそ「ブラッシュアップライフ」のときにも思ったー…というか、確か「令和ロマンの娯楽がたり」(2023年の1回目の方)で蓮見さんやAマッソ加納さんらを交えてそんな話をしていたような。「俺たちの世代の『三丁目の夕日』論」ですね。

いや、よく考えたらダウ90000のメンバーの皆さんってこの「ホットスポット」にピッタリな気がする。むしろ蓮見さん以外のメンバー、忽那さんや道上さん、上原さんや飯原さん辺りとか。メチャクチャ馴染んで良い味出しそう。


さいごに

1話ですでに伏線だらけとのことなのでこれはもう一回観ないとなーなんて思っております。

この冬はこれと香取慎吾さんの「日本一最低な男」ですね。

まだまだTVerでも追いかけられるのでぜひ。


2話目以降も楽しみです◎



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