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私がかつて体験した「ブルシット・ジョブ」の凄まじさ❢
米国の人類学者デヴィッド・グレーバー教授が、
「完璧に無意味で、不必要で、有害でもある有償の雇用の形態」を
「ブルシット・ジョブ」
と名付けました。
「ブルシット・ジョブ――クソどうでもいい仕事の理論」⤵
僕はこの言葉を勝間和代さんの発信で知り、現在は上の著書をAudibleで聴いている最中です。
「自分がやる、関わっているこの仕事って本当に必要なの❓」
とは多くの方が抱く疑問でしょう。
ただそれを自ら公言するのはある種の
「自己否定」に近いわけで👎
でも
「日本経済活性化」
のためにはここに切り込まないわけにはいかないと思います❢
おそらくですが、
「ベーシックインカム」
を推し進めようという機運にもコレが関係しているでしょう。
もう時効だと勝手に判断して暴露しますが、私は
「究極のブルシットジョブ」
で精神が崩壊した過去があります。
ですので勝間さんの発信でこの言葉を知ったときは
「コレだったのだ❢」と泣きそうになりました。
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新卒で僕に一番合った職種だと勇んで飛び込んだ
「経理部」で、
実際課されたのは
「受取手形の組戻(たしか簿記的には「更改」という❓)」
「受取手形の決済確認」
等という、今風に言えば
「ブラック」に近い業務でした。
業績のためですかねぇ❓
支払能力に不安ある取引先からも無理くり売上代金を手形で回収するわけです。
その時点で僕は戦々恐々です❢
極端な場合は、手形回収時点から支払期日に代金の決済(支払)が不可能とほぼ確定してることがあり、支払期日数日前、最悪当日のギリギリに
「受取手形の組戻(更改)」
を取引銀行にお願いするのです。
ただでさえ忙しい銀行担当からは
「白い目」で見られるのは自明。
そして「組戻(更改)」を実行せず
「神頼み的に回収することを祈る」
手形については取引銀行に裏側から
「受取手形の決済確認」
を依頼するのです。
今どんなことをやっている企業があるのかは❓ですが、とても
「綱渡り」なことのはずです❢
受取手形は実際、
「支払期日の翌営業日の所定時刻」
にならなければ決済(取引銀行口座への入金)が確定しません
(⤴多分、法律的にはもっと難しい定義がある!?)。
その時限を待たずに支払期日当日に
「(非合法に!?)取引銀行へ間違いなく手形が決済(相手取引口座からの引落)されるのかを相手先取引銀行に問い合わせる」
コレが「決済確認」です。
一番多いときは1日30社以上の手形の確認を僕から取引銀行にお願いする。
ましてやそれはほとんど月末だから取引銀行はたまったものではない❢
たまに
「893」のような銀行担当者に、
「相手銀行に『事前に確認』したってそれが100%ではないからね。
もし私が『不渡確定です』とあなたに伝えて、実は翌営業日に決済(支払)確定したとどんでん返しが起きたら、御社も当社も責任問題だぞ❢」
とスゴマれました。
と言われてもこちらは一応
「社命」です❢
まぁ、会社側は高をくくってましたがね💦
「それでも構いません❢責任取ります❢」
と答えるしかありませんでした。
結果、それ自体で幸い
「事件」は起きませんでしたが、
結局完全に心が折れて僕はまもなく
「ジ・エンド(退職)」となりました。
今であれば辞めずとも会社に残る道はいくらでもあるのですが、当時(2002年頃)は自分にその思考はなく、会社側も容赦なかったです🥲
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そんなわけで私が
「ブルシットジョブ」に持つ思いは様々かつ深いです❢
これは必ずやこれからの人生に活かし、かつ類似の悩みを抱える方ともし繋がれたら救いたいものです。
過去は変えられませんが悔やんだり葬ったりせずに、これからの試みで輝かせたいもの🎶
では