オススメの良書「夜明けのすべて(瀬尾まいこ)」
2024年7月16日(火)夜
お疲れ様です!
自己啓発本ばかりハマりがちな僕ですが、たまにフィクションも挟まないとパンクしてしまいます(;´Д`)
先日まで久しぶりにAudibleで小説を聴きました!
「そして、バトンは渡された」(2019年本屋大賞受賞)
等で知られる瀬尾まいこ著
「夜明けのすべて」
背景や登場人物に複雑な事情が渦巻くから面白いとも言える
「そして、バトンは渡された」
とは対極的に、極めて日常的・現実的、その上に深刻な問題をテーマに、つとめて明るいタッチで、読み手に様々な示唆を与えてくれる良書です!
僕がこの著書から感じたことは、
「人と人って、ほんの小さなきっかけで今よりもっとわかり合えるようになれば、個人で抱える問題も、そして社会にはびこる問題も、一気に解決に向かって動き出せるのではないか?」
「そんな『わかり合える生活環境』に身を置けるか置けないかで、人生は大きく変わってしまう!
それを『運の良し悪し・有る無し』以外で掴み取れるコツを、これからの自分の為、そして何より大切な誰かの為に少しでも見つけたい!」
ということです♪
著者の瀬尾まいこサンは、決して押し付けがましくない形で、僕らが
「一見知っていそうで実は知っていないコト」
をさりげなくレクチャーしてくれます!
本著では、僕がわかり切れずにいた
「メンタルヘルス」
についてさりげなく教えてもらえたし・・・
さらに、緻密かつ繊細な描写の中にもしっかりユーモアセンスを織り交ぜてくれて、暗くなりがちな内容でも最後に清々しささえ残してくれます。
私が最近再三お伝えする
「まず自分にこそ自分にマルをつけて許してあげて!(セルフコンパッション)」
という願いを、ストーリー中にきちんと織り込んでくれています♪
早速、Audibleで彼女の本をプラス3冊くらい登録してしまいました!
・・・ストック過多で聴けるのは来年かもしれませんが(^o^;)
貴方の貴重な1日の締めくくり時間にお読みくださり、感謝至極です✨