【図解】千葉県は、東日本屈指の古墳大国
『千葉のトリセツ』を読んで、
千葉県の古墳事情について調べていました。
併せて読んでいた『データ視覚化のデザイン』
からの学びも活かして、
千葉県が東日本随一の古墳大国であることを
主張するレポートを作成しました。
千葉県の古墳の多さは、
東日本では際立っていることが
お分かりいただけますでしょうか。
兵庫県に古墳が多いのは、
面積が大きいからでは?と思い、
都道府県の面積に対する古墳数も計算。
こちらも千葉県は 4位、
微差ですが兵庫県を上回りました。
面積比を考慮すると、
鳥取県もかなりの古墳大国ですね。
鳥取県は最も人口が少ない
都道府県(553,407人@2020年) でもあります。
41人に対して古墳 1基が割り当てられる計算。
奈良県や大阪府は、
実は古墳の「数」はそこまで多くはありません。
どちらも都道府県の面積が小さく、
面積比だと上位に浮上してきます。
また、ヤマト王権の中心地たるこのあたりは、
各古墳の「規模」が大きいと考えられます。
古墳の規模のデータは集めていませんが、
データの切り口次第で印象も変わりますね。
データは以下の 2つから取得しました。
都道府県の面積:e-stat (API利用)
社会・人口統計体系 都道府県データ 基礎データ 0000010102 B 自然環境 年度次 | データベース | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口都道府県別の古墳数:文化庁の PDF
令和3年度 周知の埋蔵文化財包蔵地数(文化庁)
https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkazai/shokai/pdf/93717701_02.pdf
Power BI でデータに接続して、
Power Query で整形しています。
都道府県の面積や人口などの基本情報は、
他のレポートにも使い回しができるように、
やり方を確立させておきたいところです。
白地図に色を塗る方法は、
下記のサイトを参考にしました。
Power BI にはマップのビジュアルが
標準で用意されています。
しかし、標準で使えるマップは
アメリカや欧州の州地図のみで、
日本地図は自前で用意する必要があります…
本来はインタラクティブなレポートとして
作成するところですが、
今回は画像 1枚での投稿としました。
探索型ではなく、主張が明確なレポートであれば、
画像にしても目的は達せられるはず。
とはいえ、レポート形式で公開できる環境も
整えたいところではあります。
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いつも図書館で本を借りているので、たまには本屋で新刊を買ってインプット・アウトプットします。