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あの子の幸せの数え方
幸せの数え方。
今日は雲が多い空だった。
そんな空にぽっかりと、まんまるな穴が空いていた。
真っ白な空に青空が見える、まんまるな穴。
なんとも奇妙で、おもしろい空。
私はただそれだけの感想だったけど、
いつも楽しそうなあの子は、
なんか幸せ!
って言っていた。
それはそれは、楽しそうに、嬉しそうに、幸せそうに、その空を眺めて、立ち止まって写真を撮っていた。
これを幸せと言うんだ、と。
同じ景色を見ても、私は幸せだとは感じなかった。
彼女は幸せを数えるのがうまい。
彼女にかかれば、日常のすべての出来事は、今ここにいることは、幸せなのかもしれない。
彼女がいつも楽しそうなのは、
幸せの数え方を知っているから。
そんな彼女を見ていると、
こっちまで楽しくなれるのだ。
今日の学び、幸せの数え方。