だから今日は,本を読む。
忙しさにいとまのない日々。
思えば最近は,ろくに休日を過ごしていない。
休日に仕事に関することをしないと回らないくらいに,立て込んだ日々を過ごしている。
だからこそ,本を持って,カフェに来た。
やらない,仕事はやらない。
今日まで仕事をしてしまったら,と想像する。
昨日の夜,途中で帰路を諦めたくなるほどに疲れていて,何を食べるかを判断することもままならなかった。判断力が落ちている。
だから今日は,本を読む。
めっきり読まなくなっていた小説を持ち出した。
違う誰かの人生にひたる。凝り固まっている世界の見方をほぐしてあげる。
忙しさにいとまがない。
だから今日は,本を読む。
(帰ったらきっと,明日からのために少しは仕事するかもしれない)