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その名の由来と縁

名前って、一番短いコンセプトのようなものかもしれない。
このokavangoという名はどこから来たのか、そんなことを良く聞かれる。
立ち上げ当初はホームページにも明記していたのですが、ご存じない方がほとんどかと思いますので少し触れておこうと思います。

okavangoというのはブランドでもなんでもない、自分自身のもう一つの名前みたいなものです。
仕事でかかわる方以外にはほとんど表に出ないに等しいのですが、言わば、携わる仕事一つ一つに向かい合うわたし自身なのです。
そういった意味でも長い人生を共にする大切なモノ、この先何十年と続けていくことを考えればそれ自体がコンセプトであり、ときに指針となるのです。

「okavango」とは、アフリカの南部はボツワナにある湿地帯オカバンゴ・デルタに由来します。ここは多くの動物たちが遠路はるばる水を求めてやってくる大切な場所。
わたしは、父「水野」と母「草野」という姓の間に生まれました。
この二つの「野」の上に「水」と「草」、まさに湿地帯そのもの、もう一つの名もそんな縁から名付けるのが必然のようでした。そして大好きな仲間たちが集まってきてくれる存在にならなくてはという想いも重なり、okavangoとなったのです。
自宅のあちらこちらにある動物の置物はそんな縁もあってやってきているのかもしれません。

歳を重ねるごとに縁というものを強く意識するようになりました。
世の中は全てご縁ではじまり繋がっていくものではありますが、ご縁では片づけられないほどの偶然の繋がりを感じることがあります。

神戸は六甲にある「csew(シーソー)」さんもそんな特別なお店。
広がっていく波紋のような輪というより、輪の内側に響いていき共鳴するようなご縁・・。

csew(シーソー)
遊具のシーソーのように消費者と生産者のバランスを取る”csew”である。時には生産者に寄り添い、時には消者に寄り添う。
私たちが普段何気なく口にするもの、
身につけているもの​には​それぞれのストーリーがある。
そのストーリーを見ることこそが”csew”のC(see)であり、そこに関わる全ての人が縫い合わさるようにつながっていくことが”csew”のsew(縫う)なのだ。

https://csew.jp/

csewさんの名に刻まれた想いは、同じモノづくりの仲間として強く心に刺さります。人と人の繋がりを強く意識できるそんな人たちとこれからも一緒にやっていけたら幸せな事です。
そして、これからこの日本でのモノづくりの正しい形を模索していく同志でもあることが心強くもあります。


4/30(sun) ≪csew 1st anniversary event≫ "THANKSGIVING DAY"

そんなcsewさんが1周年を迎えます。
今回は1周年イベント"THANKSGIVING DAY"にお招き頂き、出店させていただきます。
ビンテージを交えて、another 20th centuryらしい形で神戸へと向かいます。
美味しいお料理やワインを堪能しながら一緒に楽しみましょう。
そしてここからのご縁を広げていきましょう。

csew
神戸市灘区山田町3丁目2-6 A号

○第一部:10時~16時 (マーケット形式)
出店者リスト
@aomacoffee (コーヒー/大阪)
@camphora_kitchen (パン・スイーツ/京都)
@family_tree_bottles (ワイン/大阪)
@meguru.farm (野菜/奈良)
・Another 20th Century (洋服/愛知)
@verseau_herb (ハーブ/京都)
@_zono_ (陶器/大阪)
@hatski_official (洋服/兵庫)
@csew.kobe (サンドイッチ)
○第二部:17時~22時(フードイベント)
※フードのみL.o.21時
出店者リスト
@tngk_tanigaki (フード/兵庫)
@family_tree_bottles (ワイン/大阪)



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