春野甘藍(ハルノ・キャベツ)

春野甘藍(ハルノ・キャベツ)

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雨読

10月19日 土曜日   朝から曇天。  朝食後、お茶を飲んでいたら ふっと畠山美由紀が聴きたくなった。 日本語の歌詞は 纏わり付くようで不快な時と 人恋しさに似た…

今宵の月のように 

10月17日。 母、就寝。洗い物を済ませて、 平日なので、お酒は飲まない。 夕食、もう遅いから、抜こうかな? ベッドに寝転がって 迷っていると お兄ちゃんから着信。…

  雨読

雨読

10月19日 土曜日   朝から曇天。 

朝食後、お茶を飲んでいたら ふっと畠山美由紀が聴きたくなった。

日本語の歌詞は 纏わり付くようで不快な時と 人恋しさに似た心地良さがある。

清潔な浴槽に湯を張るように 彼女の声が 部屋の隅々までゆっくり満ちていく。

今週も色々あったけれど なんとか生きていて 週末に辿り着いた。

粛々と掃除、洗濯、洗い物、家具の配置換え。 

急いだつもりなのに 

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今宵の月のように 

今宵の月のように 

10月17日。

母、就寝。洗い物を済ませて、

平日なので、お酒は飲まない。

夕食、もう遅いから、抜こうかな?

ベッドに寝転がって 迷っていると お兄ちゃんから着信。

『そっちは晴れてるか?』 『スーパームーン見たか?』 『月も星も凄いぞ!』

ちょっと待って 月がどうしたん? 21時を過ぎると アタマは半分寝てる。

そうだった。お兄ちゃんは宮古島に月イチ帰省中。

92歳の叔母が就寝後

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