もの忘れ/認知症の治療について

よくクライアントさんとの会話の中で、もの忘れ等の治療はありますか?との問いがあったので記事にします。

結論から言うとあります。
ただし、クライアント本人が知っておかない情報認識がないと難しい面がある。というのが問いの答えです。

まずもの忘れ等の脳の治療はトータルケア(NTP療法)にて行います。

根本治療の流れが必要になるので身体の情報を読みながら改善の確認をします。

最初にクライアントさんの筋力テストにて脳の海馬や記憶システムを検査

検査にてマイナス判定が出た時は施術に入ります。

脳の状態が正常反応の時はストレス系の自己破壊の可能性もあるのでそちらの療法を行います。

大まかな解説はこんな感じになりますが

ここからが重要なポイント

※この内容が伝わらなければ根本の改善は難しいです。

それは

『もの忘れに対する概念を書き換えること』

もの忘れや認知症についてどんなイメージがあるのか?と問いかけると今の概念が分かります。

例えば、

「最近もの忘れがある」「よく忘れる」

といった口癖はそのまま脳の回路に反映されます。

漠然と言う口癖は

ひとつの自己催眠、暗示を何回も何回もしていることになります。

記憶にたいして漠然としていることが分かります。

この状態で治療しても本当の意味の改善は難しいです。

ではどうすれば概念を書き換えることができるのか?

それは記憶について知ることからはじまります。

記憶の定義に自分が納得することが必要になる

記憶構造→①記憶する②記憶を保持する③記憶を引き出す

という仕組みがあります。

もの忘れの多くは②の記憶を保持から③の記憶を引き出すという能力が衰えているだけで記憶そのものが忘れているわけではない可能性が高いです。

試しに昔にあった出来事を思い出してみると答えが分かります。

昔住んでた場所、音楽、体験、会話等
を覚えているのであれば②記憶の保持は正常です。

長期記憶は②記憶保持と③記憶を引き出すが正常に行われていると判断できる。

問題は短期記憶がどうなのか?

②どこまでの記憶が保持されているのか?
③どのくらい記憶を引き出せるのか?

軽度の場合は、記憶はあるけど、たんに記憶を引き出す力が衰えているだけの可能性は高いです。

それなのに「もの忘れをよくする」と口癖や暗示を自分でかけることで本当に脳の記憶に不備がおき引き出す力もより衰えます。

ここでポイント

記憶について分けて考えてみる。

と記憶に対する不安が軽減します。

・最近よく忘れる。と思い込むのが
・記憶を引き出す力が少し弱くなった

と認識を変えるだけで記憶に対する捉え方が変わることがわかってきます。

これも概念の書き換えのひとつです。

自己暗示は想像以上に強烈なので、まずは安心できる捉え方が大切になります。

記憶を引き出す力が衰えているなら

数字イメージの長期記憶の訓練
昨日の晩御飯の思い出し
寝る前に今日の出来事を思い出す

などの簡単な訓練をすると記憶を引き出しやすく脳も変化します。

数字イメージは1~10の数字をイメージに置き換えて記憶を保持する方法です。

1なら鉛筆など1が関連されるイメージがおすすめ
2‥10‥と続く

これを1~10までイメージを割り当てて紙に書いておきます。

時々1を見かけた時は鉛筆
といった遊びながらのトレーニングが有効です。

昨日の晩御飯の思い出し。は短期記憶の領域です。

これが引き出せるようになれば短期記憶のサイクルはしっかり働いています。
仮に思い出せなくても記憶を引き出す力が衰えているだけなので不安になる必要はありません。

昨日の晩御飯の記憶を引き出せなくてもとくに支障はないのでトレーニングと割りきって試してみてください。

寝る前に今日の出来事を思い出すトレーニングは晩御飯と似ていますが、全体の総括なので効果はより高いです。

さらにイメージの五感を活用すると記憶の質が良くなります。

トレーニングは必ず楽、遊び心で行ってください。

もし不快な感情を持ちながら行うと訓練が苦痛になり、持続しないことに繋がります。

他者に無理強いすることはあまりおすすめしません。

記憶トレーニング+楽しい感情

をセットで行うことがコツです。

たいていは、この記憶を引き出すトレーニングで改善する可能性もあるのでまずはお試しください。

記憶の回路は3ヶ月続けて行うと、記憶保持や引き出す力も変わるのでまずは実践です。

脳は使えば使うだけ神経細胞や回路が成長します。

ただストレス抵抗値が低いとストレスホルモンにて脳や身体のダメージに繋がるので、その場合はストレス抵抗療法を私の場合は行います。

少し難しい内容なので復習すると

シンプルに

もの忘れは記憶自体が消えるわけでなく、記憶を引き出す力が少し低下しているだけ。

とまずは認識するだけで大丈夫です。

注意のケース

過去の記憶が引き出せない
いつも会う家族、知人がわからない
暴力的になる

といったケースの場合は一般的には医療機関にて診てもらう必要があります。

この場合は血液の汚れ、血糖といった問題が併合している可能性が非常に高いので私個人のおすすめは血液を良い状態にする。というゴールから健康法を探すことを推奨します。

外からの異物はすべてマイナスに働く。
自然に分解される食べ物はそのまま自然薬ですなる。





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