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第2回短歌レッスンが開催されました!

こんにちは!
梅雨明け間近ですが、大雨による氾濫が気になります。皆さまの地域はお変わりないでしょうか?

さて、改めまして”あの風”プロジェクトとは
がんサバイバーならではの日々の想いや情景を31字の短歌に表現し、
みんなで一冊の短歌集を作ることを目指す
女性がんサバイバーによるプロジェクトです!

5月からスタートしたこの活動も、皆様のご協力と応援のおかげで着々と進みまして、先週の7/23に岡野大嗣先生による第2回目のレッスンが開催されました!レッスンの後、岡野先生を囲んでの交流会も行いました✨

レッスン内容は、
先月の初回レッスンからさらに一歩進んだ形で、
「改めて、短歌とは」「日々のたねから短歌を作るためには」
などのお話の後、皆さんから投稿していただいた140首もの短歌のなかから岡野先生が選んだ作品を推敲してくださいました。
お時間のない中、提出された方のなんと全員分の短歌にコメントをくださり、参加者にとってとても印象深い回となったのではないでしょうか。

レッスンのもようはyoutubeの限定配信で何度でもご覧いただけます。
講義録とともに公式LINE(又はメール)にてお送りしますのでご覧ください!
ちなみに、データ容量の都合で質問部分はカットさせていただいておりますので、こちらでレッスン後の質疑応答についてご紹介させていただきます。

【質問】
31の定型に入れようとすると、説明的になってしまい感情をうまく盛り込めないので悩んでしまいます。
<先生からの回答>
まずは短歌の元となるたねの状態で温めてみてはどうでしょうか。そして、31字にとらわれすぎず、字余りなどしても良いので少しずつ短歌に表現してみては。情報が多すぎる場合は、一つのたねから二つの短歌ができることもあるのでその場合は分けてしまっても良いかもしれません。
【質問】
短歌に盛り込みたい情景の情報量が多く、31字に収まりきらない場合はどうすれば良いでしょうか?
<回答>
固有名詞などの具体的な情報や体験がいちばん面白い部分でもあるので、31字にうまく収まらないときはたねとして提出したり、備考にそのときの情景を綴り一緒に提出してみてください。

さて、今回は皆さんの作品に先生からのコメントをいただきましたが、
岡野先生自身も何度も推敲し一つの短歌を作り上げる過程を大切にされてらっしゃるとのことです。ぜひ皆さんもいただいたコメントを参考に、もう一度作品としてブラッシュアップされてみてはいかがでしょうか?
私も、今回先生に選んでいただいた短歌を推敲し、本に掲載する作品に仕上げてみようと思います!

最後に、ご参考までにレッスンで取り上げられた文献を紹介させていただきます。
・雪舟えま「たんぽるぽる」
・今橋愛「としごのおやこ」「O脚の膝」
・杉﨑恒夫「パン屋のパンセ」
・中澤系「uta0001.txt」
・梅田卓夫「文章表現 四〇〇字からのレッスン」

次回の開催は8月中旬以降を予定しています!
引き続き、短歌や質問、そしてコメントをもとにブラッシュアップした作品をポスト📮よりお送りください(*˙˘˙*)ஐ お待ちしています!

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