パニック障害 対策と克服への道

こんにちは、イナモトです。

今日は、
パニック障害を克服したかも
という記録です。

パニック障害の症状が出る人に向けて
情報共有といいますか、
自分と同じような人がいる…！とか
不安に悩まされているのは
自分だけじゃない…！とか

何か少しでも気持ちが楽になったり
お役に立てると幸いです。

ちょうど約2年前に
仕事のストレスで
自律神経を狂わせてしまい

その二次災害？で
パニック障害になりました。

きっかけは明確に分からないんだけど
体温調節が上手くできなくなったのが
始まりなんだと思う。

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私のパニック障害

具体的には
朝の通勤ラッシュの満員電車
押し込まれるほどでもない
乗車率80%でもきつかったり

ドアが閉まった瞬間から
徐々に息苦しくなって
呼吸が浅くなり
陸なのに溺れそうな感覚

不安感が一気に襲ってきて
息苦しさは
マスクか？上着か？かばんか？と
電車の中で次々とはがしていく。

急に汗をかいたり
体温がぐっとあがったり

鼓動が激しくなって
動悸がする
目眩というか脳みそごと
横揺れが始まって
視界も意識も遠くなる

ドアのすぐ近くで
立っていないと厳しくて
毎駅ホームに降りていたこともある

急行の電車は
電車が止まらない区間が多いので
乗れなかった

ホームに着くまでの一時停止の
電車の中もとてもきつかった

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あとは、
厨房が近いカウンター席や
ライブハウスでも起きた。
後は、食事をする席も起きた。
(家族友人職場など)

パニック障害
ある条件が揃うと
不調が始まる。

例えば

もわっとした空気

血の巡りが悪くなる姿勢
(カウンター席や立ちっぱなし、
あ…一般的な椅子もダメな時あって
人と外食できなかったな…)

人の密集

逃げ場が無い閉ざされた空間

出入り口が遠い

人と一緒にいる時のような
体調が崩せない状況や
崩してはいけないというプレッシャー

体温のアップダウン
(寒い外から暑い室内の移動。
室温の変化。
食べ物を食べて一気に
体温が高まる。)

あと、におい。
もわっとした油のこもったにおいとか
人間の体臭とか
その場の空間のにおいも。

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いろんな場面で不調は起こしていたのが
自律神経を壊して1年は
色々そんなだった。

その後、私は健康ではないと自覚し
徐々に、体調悪くなるパターンを
把握して、トライアンドエラーの日々。

徐々に、電車内での症状は
おさまってきたことを感じられる
ようになってきた。
小さな場面であれば
症状も出にくくなっている。
(これについてはまた書くとする。)


そして今日
ハードルの高い場面で
どうにか回避できるように
模索をしたことが活かされ

やっと
乗り切れた！！！と思える日が
ようやくできた。

結論からいうと
パニック障害の症状が出ずに
ライブを最初から最後まで
楽しむことができました！！！

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改めて文字に起こすと
そこまでしてライブハウス行くの？
って思う方もいるかもしれないけど

それは行きたい！という
自分の意志・執念というよりかは

前はここまで対策しなくても
普通に行けていたという
事実があって

普通が普通じゃなくなったこと。

気軽にライブに行ったり、
日常生活に支障が出るように
なってしまったこと。

そんなことが
少しでも伝わるといいな…と
思います。

では、今回の乗り越えた！と
思える日を迎えられた日の記録として
実際に行った対策…！▼▼

ライブハウスの出入り口から
1番遠い場所。
しかも最前列へのトライ。

もし体調が悪くなったら
フロアにぎゅうぎゅうの人達を
押し退けていかないといけない。
ましては、ライブが始まる前から
身動きも取りにくい、とにかく
自由が無い場所だった。

また、ステージ側のミュージシャンの
前で倒れるわけにはいかないと
いうプレッシャーもありつつ、
見たい！気持ちとも闘う。

ライブ前に
間隔の短い食事を2食。
12時と16時前
いつもより意識して多く食べる
(体内の循環や血を作るイメージ)

当帰芍薬散を2回 時間差で
(動悸を和らげるらしい)

アミノバイタルも2回 時間差で
(ビタミンを補うつもり)

甘い物(おまんじゅう)も2個
(糖分も)

ライブ前は
冷たいペットボトルで
首を冷やす

症状が出る前から、
体温を下げておくことで
急な変化が起きにくいと思う

(水で濡らしたタオルとかも
過去にやったことある)

飲み物は水がマスト…

あとは意識を散らすための
飴やタブレット

あとは、ライブハウスとかで
人に四方を囲まれると辛いけど
今回は最前なので
空気や圧迫、においは大丈夫だった。

むしろ、自分の後ろを振り返ると
人の多さで絶対症状出る…と思って
最前列についてから終演まで
後ろは絶対見なかった。
前だけに集中するようにした。

あと、柵という揺るがない
物体があることで
止まり木のような形で
安心材料になる。

後は洋服は締め付けがなく
極力涼しい格好。
体温の熱がこもるような服はNG

手荷物も両手が空くものを使う

あとは、
今日は新しい香水をつけていった。

その場の空気以外の匂いを嗅ぐと、
意識がどっかに行きにくくなる。
匂いを嗅ぐことでリフレッシュ効果も
あるけど、なによりも
地面に足がつく感覚がある。
正気に戻す効果というか。

そんなところでしょうか。。

ここまで対策して
これ以上やれることはない！と
いうところまで対策したので
パニック障害の症状が出なかったのか

そこまでしなくても
大丈夫だった、克服したのかは
分かりませんが

とにかく
パニック障害の症状が
起こりうる場面で、
症状が出ず、
乗り越えられたことが嬉しかった泣

しかも、今回のアーティストが
パニック障害の症状が
自覚している中で
初めて出てしまった
アーティストのライブでして…

今回リベンジが出来たので、
トラウマを払拭できたような気もします。

気持ちの面での
克服・復活への第一歩が
踏めた感覚がとても嬉しい。

ここまで来るのに
約2年。
辛かったなあ。。。

不安と隣り合わせの生活
終わってほしいです。

環境の違いやその日のコンディションに
よっても症状は違ってきますが
これからも完全克服に向けて
日々、調整していきます。

最後まで読んでくださった方、
ありがとうございます。
パニック障害でお悩みの方、
一緒に克服していきましょう。