鳥の群れ
秋から冬にかけて鳥はよく群れを作ります。いや、よく考えるとペアになっている繁殖期を除くと、彼らは後の期間はほぼ群れでいると言っていいんじゃないかってほど、群れになってますよね。^^;
彼らはなぜ群れになるのでしょうか?
その最も大きな理由は「安全」と「食物の確保」。
安全については、群れていればその分「目」が増えるから、外敵の発見が早くなって、素早く逃げることができます。 また、たとえ外敵の襲撃を受けたとしても、群れていれば自分が襲われる確率を下げることができますからね。そのメリットは大きい。^^;
一方、食物の確保という点では、群れで魚を追い込んで食べるウや、集団で渦を巻くように泳いで水面を漂う藻を集めて食べるハシビロガモのように、群れの方が効率よく食べ物を得ることができるんですよね。
また、群れの中に餌を見つけるのがうまいのがいれば、その子についていくだけで、自分で餌を探さずに済みますから。w
また、群れになることには身を寄せ合って暖を取り、寒さをしのぐことができるメリットもあります。特に小型の鳥にとっては、体を寄せ合うことで体温の低下を防ぐことのできる効果は大きいんでしょうね。
そして最後に、群れの中で過ごすことによって、繁殖相手や食料の豊富な場所などの有益な情報を得られやすいわけで。
鳥が冬に群れるって賢いな。
人も寒いときは寄り添って生きましょう。
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