見出し画像

雪原を撮る楽しみ

 雪を被写体に写真を撮る人も多いと思いますが、私は積もった雪が溶けかけて、デコボコしている様子を撮るのが好きなんですよね。(^^;)

 例えば、田んぼに積もって溶けかけている雪が、午後の斜光に照らされて、デコボコが一層強調されてるところ。

田んぼに積もった雪。この自然の作り出す曲線と陰影、溶けかけた雪の表面のざらつき具合よ。
湖面の波にも砂漠にも、どこか地球外の惑星の地面にも見えて、とってもシュール。(^^;)
こちらの田んぼは畝たてされていて、それがまたシュールな表情を作り出していますね。

 で、同じ田んぼでもこれがまた田んぼによって全く表情が違うんです。いやこれ、すぐ隣の田んぼへ移動しただけで全く表情が違うから面白い。

こちらは上の写真の隣の田んぼです。刈入れの時についたトラクターの轍とそこに積もった雪。
トラクターを運転していたオッサンは、美しくしてやろうなんて思っていたはずがないわけで。
だから、これはもう人為を超えた風景なんですよね。それが、ただただ美しい。
「と、思ってるのはお前だけだろ?」とタゲリが笑うのですが、いいんです。www

 そしてですよ、実は圧巻の雪原は河川敷にあるんです。
 夏から秋にかけて一面の草叢になっていたこういうところは、降り積もった雪の下敷きになった草によってデコボコ具合が違うので、これまた私にとってはとんでもなく味わい深いわけです。(^^)

河川敷の遊水地は、堤防にかかる橋の上から俯瞰で撮れるところがすばらしい。
おお、野兎でしょうか?それともイタチ?動物の足跡が点々とついています。
こういうのを見つけて想像をふくらませるのも雪原撮影の楽しみなんですよね。www


 見慣れた風景が
 雪に覆われることによって
 全く違う相を見せてくれるわけで
 いや、もうね
 雪原ってすばらしい。(^^)



いいなと思ったら応援しよう!

annon
サポートしていただけるとうれしいです。いただいたサポートはよりよい記事を書くために使わせていただきます!

この記事が参加している募集