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湖畔の森 2023 冬のびわ湖でのスローシャッター遊びには入念な下見としっかりした装備がいるんです

 びわ湖畔の森は木々の生えている地面が砂浜だったり、落ち葉の堆積した湿地だったりして地盤がとても柔らかいので、木は強風などですぐに倒れてしまいます。昨シーズンと同じ場所を撮り歩いていても、夏の台風の影響でしょうか、以前は無かったところに倒木があったり、すっかり地形が変わっていたりしていて、これがホントに同じ場所か?といつも驚かされます。
 ですから、昨年と同じポイントに撮影に行くとしても、現地へは明るいうちに到着して入念な下調べをしておかなくてはなりません。もし、冷たいびわ湖に片足突っ込んでてもあんな所じゃ誰も助けに来てくれませんもんね。

 また、湖周道路とびわ湖の間にはグリーンベルトと呼ばれるところがあって、その多くは湿地で私の背を遥かに超えるような鬱蒼とした葦原になっています。夏の間に繁茂した葦は冬には枯れて積雪の重みで倒れるので、例年なら今頃のシーズンは比較的歩きやすいのですが、今年は積雪が全くないので、倒れているはずの葦が全部しっかり立っております。
 というわけで、暗くなってからこのグリーンベルトを超えて湖岸から湖周道路に出るのに、藪漕ぎをせねばならないこともあります。道路はすぐそこなんだけど、なかなかたどり着けなくて焦るんですよね。(^^;)

文章で説明するより写真の方が早いな。撮影現場はこの奥のびわ湖岸なんです。(^^;)

 ま、こんなところではありますが、湖周道路はすぐ目の前だし、とりあえず命の危険のない場所で安全第一で撮影してますから大丈夫です。びわ湖岸には到底人が近づけそうにないところも、行ったら二度と帰って来れそうにないところもたくさんあるんですが、そんなところへ夕方一人で入る勇気は私にはありません。(^^;)

 でも、そうは言ってももちろん服装はしっかりしたアウトドア用品に越したことはありません。特に履いていく靴は防水性に優れた長靴に限ります。以前に仕事帰りのスーツ姿で撮影しに行ったはいいものの、うっかり夜になって、あわててそのまま藪漕ぎをしてグリーンベルトを突っ切ったら、茨の棘でスーツボロボロ。えらい目にあったことがありましたっけ。アハハ。

では、今回も画像をクリックして、大きく表示してご覧下さい。どうぞ。

続きまする。(^^)


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