紫陽花の季節 紫陽花は蜜を出すのか?AIに聞いてみた
いよいよ紫陽花の季節となりまして、我家の敷地内の紫陽花も咲きそろって来ました。
と、ここまで書いてあれっ?となっちゃいました。
ガクアジサイの場合、大きな装飾花をつけて両性花が受粉できるように虫を誘うんですよね。装飾花はフェイク。その真ん中にある小さな花には雄しべも雌しべもありません。
一方、両性花の方にはちゃんと雄しべも雌しべもあるので、虫たちはそちらで花粉や蜜を集めるはずなんですよね。でもね、
紫陽花って蜜を出すんでしたっけ?
実際のところ、クマバチもアゲハチョウも花に誘われてやっては来るのですが、花にろくにとまりもせずにすぐ何処かへ飛んでいくのです。私の観察によるとガクアジサイの両性花にぞっこんで、頭を突っ込んで花粉や蜜を貪っている虫をついぞ見かけたことがありません。
これはどういうことなんだ?と思って、AI君に聞いてみましたら次のような回答が返ってきました。
うーむ。「蜜を出す機能がない」「蜜を提供する花ではない」と書いてあるけど、どうなんでしょうか?
さてはAI君は装飾花と両性花の違いがわかってないのかな。ということで質問を変えてみたのがこちら。
ほー。両性花は「蜜を出すことはない」「装飾花と同様に蜜を出すことはありません」「蜜を提供するわけではない」と言い切ってますね。
自力でも調べてみましたが、この件についての学術的な記述はどこにも見つかりませんでした。ちなみに別のミツバチのサイトには次のような記述もありました。
花粉源としての評価 B-普通
蜜源としての評価 未確認
ただ、私は2年前にアナベルに来ているアリを撮った事があるのです。
アリたちはなぜこんなところに毎日来ているのでしょうか?アリは植物の種は食料にしますが、花粉を集めることはしません。ということは、蜜に誘われてここまで来ているんじゃないのでしょうか?
アナベルは手毬咲きですので画像に写っているのはほぼ全て装飾花です。見えますでしょうか?両性花は画像中央奥の装飾花の陰になってるところに地味に咲いています。ここに蜜があるんだと思うのです。
アナベルはアメリカアジサイですから、ガクアジサイとはそもそも種類が違います。ですから、私はひょっとすると紫陽花の種類によっては両性花が少しは蜜を出すものもあるのかも知れないと思っているのですが、如何でしょう?
みなさんはどう思われますか?
ああ、はっきりしたことが知りたい。^^;