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今年もタマネギの種まきをしました

 今年も時期が来ましたのでタマネギの種まきをしました。
 昨年はタマネギ栽培に初挑戦だったこともあって、種をセルトレイに蒔いたのですが、苗がなかなか大きくならずに苦労しました。

去年の苗は針金みたいなのばっかりでした。それでも何とか収穫できたからよかったんですけど。

 今年は畑に苗床を作ります。どうやらこちらの方がセルトレイに蒔くよりうんと成績がいいらしい。「めざせ!鉛筆くらいの太さの苗」なのでありますね。

 今年蒔くタマネギは早生の「スパート」と中生の「ターボ」の2種類。「スパート」は4月下旬の収穫で、「ターボ」は5月末の収穫となります。

 先ずは早生の「スパート」から播種します。
 各種堆肥などをあらかじめ入れておいた土を寄せて高さ10センチほどの苗床を作り、本来は条間8センチで筋蒔きして、発芽したら間引いていくのが本来の撒き方。種の袋にはそう書いてあります。でもね、せっかく出た芽がもったいないし、何より命を粗末にしている気がして、私は

間引くのがイヤなんです。w


というわけで、2㎝ほど間隔をとって苗床に点蒔きしてみました。
見えますかね。棒の先端に小さな種をくっつけて、穴に落とし込んでいきます。

 一つの苗床にようやく216粒蒔き終わりました。で、ここで気がついたんです。まだまだ種があるってことに。w
 種の袋には何粒入っているとは書いてありません。ただ、容量は3.5MLとあります。ちなみに、昨年蒔いたタマネギの種は2ML入りで294粒入っていました。ということはそれを元にザッと概算すると、この袋には約520粒の種が入っていることになります。
 こりゃ、こんな悠長なことをしている場合じゃありません。だって、まだ半分も終わってないし、「ターボ」の種も2.7ML入っていて約400粒あるんですよ。(^^;)

苗床を作っている手間も場所もありませんので、ここからは育苗箱に切り替えて筋蒔きをします。

 ただし、後で間引かなくてよいように種と種の間隔は充分に空けて蒔きました。でも、こんな蒔き方していると育苗箱も足りなくなってくるんですよね。(^^;)

はい。ここでとうとう今年は使わないでおこうと思っていたセルトレイの登場です。w

 去年はセルトレイに買ってきた「種まき培養土」を入れて種まきをしましたが、今年は畑の土ですからね。大きく育つんじゃないでしょうか?(^^;)

 やれやれ、こうしてようやく「スパート」の種まきが終わりました。
 「ターボ」の方も引き続き蒔きましたが、こちらも400粒ほどありましたので苗床は作らず、育苗箱とセルトレイに蒔いて作業終了です。
 この後、水やりをして、上から黒い土嚢袋を被せてとやっていたら、ほぼ丸1日かかりました。

こうして今年は計らずしも苗床、育苗箱、セルトレイの3種類の撒き方をすることになりました。

 ところで、これってどの撒き方が一番成績がよいのでしょうね?
 ちょっと、みなさん予想していただけませんか。

 A.苗床(高さ15㎝。種の間隔2㎝ほど。)
 B.育苗箱(深さ10㎝。条間8㎝。種の間隔をとって筋蒔き。)
 C.セルトレイ(128穴)

  *いずれも使用したのは堆肥を入れてよく耕した畑の土。
  *覆土はバーミキュライトで行っています。

 タマネギの発芽適温は20℃前後で、適温であれば7日程度で発芽しますが、はたしてそこからの育ち方に違いはあるのでしょうか。
 今日蒔いた種の数は合計約920粒。どちらの種も発芽率が80%以上となっていますから、うまくいくと約730個ほどのタマネギが収穫できる計算になります。

 「捕らぬタヌキの皮算用」とか、
 「来年のことを言うと鬼が笑う」という諺は
 こういうときに使うんですね。www

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