田んぼのコハクチョウ再び パトカーまで来ちゃったんですけど
前回の記事の続きです。
道端にクルマを停めて、田んぼのコハクチョウ別名「白い土嚢袋」wを撮っている我々のところへやって来たのは、近くの駐在所のお巡りさん。ズラリと止まってるクルマを見て、きっと事故か何かだと思ったに違いない。
いや、なんで私んところへ歩いて来るんだよ。他にもたくさんカメラマンがいるだろうに。そう思っていたら、まさかの見知ったお方。着任されたときに一度畑で話したことがある若いお巡りさんでした。
私「いやあ、ホンマすんません。これ、やっぱりマズイですよね。すぐにクルマどけますから。」
警「いえいえ。珍しい鳥だそうですね。ゆっくり撮ってください。」
私「いや、ここらじゃカラスと一緒ですから、珍しくもなんとも…。」
警「はあ、そうなんですか。でも、シベリアから渡ってくるんでしょ?」
私「いや、白くて図体デカいだけですから。めだつんですよね。」
警「私、初めて見ましたけど、きれいですよ。」
私「間もなくヤツらは飛んでいなくなりますから。そしたらカメラマンもみんな解散です。」
警「あ、そうですか。もう飛ぶんですね?了解です。では、それまでお気を付けて撮影してください。」
私「あの、最後に一つだけいいですか?コハクチョウは一度ここをえさ場にすると決めたら、ずっと毎日同じ田んぼに来ますから。明日もこの道はこういう状態になるかと。」
警「あ、そうなんですね。貴重な情報ありがとうございます。」
「でも、あのクルマだけは注意しとこうかな。反対車線に頭から突っ込んでるし。」とブツブツつぶやきながら、別のカメラマンさんのところへ向かって歩いて行かれました。www
それにしても
叱られなくてよかった。
冷や汗かきました。(^^;)
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