見出し画像

桜島大根を蒔いてみました

 桜島大根は、鹿児島県の伝統野菜でギネスブックに認定された世界最大の大根です。
 この桜島大根の種が我が家にやって来たのは今年の1月。当時、鹿児島市内で療養中だったChappyさんから郵送で頂戴しました。うちの畑で

「世界最大のギネス記録に挑戦せよ。」

という司令付きで。www

 調べてみましたら、この大根は重さは通常で約6kg前後、大きな物になると約30kg。直径は約40 ~50cmほどにもなるそうな。さすがです。(^^)
 種の袋に書いてある情報によれば、種まきは平暖地では8月中旬~9月下旬。幅60cmの畝に株間80cm(!)を目安として、1か所に種を5~6粒ずつ点まきして、厚さ1~2cmほどに覆土。間引きは本葉が3~4枚頃に3本立ちとし、6~7枚頃までに1本立ちにするんだそうな。

 鹿児島じゃ実際にどんな感じで育てておられるのかが気になったので、いろいろ検索して本場の畑の様子を調べてみました。

 なるほど、マルチ栽培なんですね。で、マルチが白いとな?白マルチは日光を反射しますので、反射光を嫌う害虫が近寄らなくなる効果があるとされているんだけど、まあ冬場だし普通の黒マルチでもいいでしょう。

 園児たちの収穫の写真から、どうやらマルチの下に大根ができるらしいということが分かります。ふむ。聖護院大根と同じような感じですかね。蕪なんかだと半分以上が地表に出ますからこれ大事。

 んじゃまあ、やりますか。

 これだけ大きくなるのならやっぱり土が肥沃じゃないとイカンだろうということで、各種堆肥をやや多めに入れまして、アルカリ土壌を好むようなので苦土石灰も少し投入してPH調整。なんたって九州は火山灰のシラス台地ですからね。(^^)

堆肥と石灰は同時じゃなくて1~2週間空けてから施すのがいいらしいけど、まあいいでしょう。w
よく耕して畝を立てる。株間80cmでマルチに穴をあけて5~6粒の点蒔きです。

 株間80cmだと4.5mの畝に5本✕2畝=10本しか植えられないんですけど。
 うーむ、まあいいでしょう。(^^;)

たっぷり潅水してから種まきをしましたが、バーミキュライトで覆土をして念を入れて再度潅水。

 今年はバッタやコオロギは少ないだろうけど、明日不織布のトンネルをかけてヤツらの侵入を防ぎます。

こちらは先日蒔いた普通の大根。順調に芽が出てきました。



 ギネスブックに認定された桜島大根の重さは31.1kgで、胴回りが119㎝
 さあ、これでどうなるかな?(^^)


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?