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麦秋至 2024 金の風

 圃場の大麦たちがいよいよこうべを垂れてきました。「実るほどこうべを垂れる稲穂かな」という言葉がありますが、これは麦でも同じでして、麦の穂がガックリとこうべを垂れたら、いつ刈り取ってもいいよ!という収穫のサインなんですよね。(^^)

 さて、麦畑を撮るならどういうシチュエーションがいいのか?大麦は気象条件によって大きく表情を変えますから、大麦の持つ魅力を引き出すにはこのことをよく考えねばなりません。
 というわけで、以下私の考える私の好きな撮影条件。ま、人それぞれだからどうでもいいんですけどね。w
1.先ず天気は晴れに限る。
 曇っているときに拡散光で撮る植物はしっとりと美しいということは知っているのですが、こと大麦の場合は晴天に限ると思っています。長い穂先の反射こそが大麦撮影の命ですもん。
2.光の向きは逆光に限る。
 順光ののっぺりした写真は面白くありません。その点、逆光だと陰影がしっかり出てドラマチック。さらに斜光だと反射も付いて来るというわけで、私はいつも午後遅くに出動して逆光&斜光の両ねらいです。
3.風は吹いているに限る。
 ジッと止まってる麦の穂もいいのですが、揺れている大麦には躍動感がありますからね。スローシャッターで狙うといっそう躍動感が高まります。

 というわけで、晴天の午後遅く、強風のビュービューと吹きすさぶ中をスローシャッターで撮って来た画像がこちら。本日もどうか画像クリックで大きくしてお楽しみ下さいね。

 うわ。
 ワチャワチャしてて目が回る。w



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